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リアルタイムなエッセイVol.52「冷たい雨。ボクはまた痩せる」
2024年10月9日、水曜日、冷たい雨
夜半から降り続く冷たい雨。空気と心を緊張と共に冷やしていく。
今日はこの2週間の暮らしが正しかったか、わかる日。
会社は休み。いつものように朝から動く。もうこの日は何回目だろう。
9時25分、その数字は2週間前と同じで努力は反映されなかったことを知る。ボクは2週間間違っていたのだろうか。でも別な示唆がまだ大丈夫だと教えてくれた。努力の方法は間違っていたかもしれないけど、努力のおかげで最悪にはならなかったとも言える。驚きはしたけどがっかりはしていない。間違っていたら修正すればいい。それだけだ。また考えよう。なにしろ、勝つしかないのだから落ち込んではいられない。最終的に勝てばいいのだ。勝つしかない。勝つしかない。
今日は夜までまともな食事をとらなかったら、また痩せた。大台を割るのは今年2回目。今季最低体重タイだ。このままもっと痩せようかと思った。でもでも。やめておこう。自分を傷つけても誰も得しない。自分さえも。
夕方は歯医者に行った。歯石を取るのは5年ぶりだそうだ。ギリ健康な歯茎を保っているって言う。でもいま来て正解だったらしい。ボクは歯医者は怖くない。ジーという音も、ガリガリガリの音も、麻酔も歯を抜くのも。唯一、ぐっと手で口を広げられた時に押さえつけられる顎が痛いのが嫌だ。結局、歯茎の中に入り込んだ歯石があるとかで、それは麻酔をかけて削り出さなきゃ取れないらしい。しばらく通うことになる。
この秋、初めて暖房をつけた。朝の車も寒かったし、部屋も寒々とした空気が漂っていた。
お風呂の温度も1℃あげて41℃にした。夏から通算で2℃あげた。
でもこころまでは温まらない。なかなかの絶対零度。血の代わりに液体ヘリウムが流れているのかもしれない。冷却機関はなんだろう?
今日は都合でひとりごはん。こことは違ったテイストで後で書く。
夜は最強サビ名曲とかいうテレビ番組を見る。ひまつぶしのための番組だ。誰にも罪はない。もちろん、自分にも。
あしたがはやくくればいい。
10年後がはやくくればいい。
形がなくなっても、命がなくても。