校長トリセツやめそう秒読み

某中学校に配属した臨時的任用教員が、校長から提示された「校長トリセツ」なるものに不快と疑念を抱き、綴った記録の最終章である。

私にとっては地道にこのような投稿を続けることしかなかったものであるが、いわゆる夏休み前後に動きがあった。
すなわち、パワハラに該当する行為が存在したかどうかを所属教員に確認するためのアンケートや聴き取り調査があったらしいのである。

私こと、これら問題の本質は「校長のトリセツ」で全て説明できる、と考えている。というのは、このトリセツは、パワハラを正当化するための文言に溢れているためである。ゆえに私はアンケートにも聴き取りにも、当該文書を提示するに留めるつもりであった。

が、蓋を開けてみれば、私が提示するまでもなく、いわゆる正規の教員からも総好かんがあったらしく、溜め込んできた鬱憤の言語化および論理化は日の目を見ること無く終末を迎えるようである。
少なくとも、こんなことに情熱を燃やせねばならない職務時間が減るのであれば、それはそれで望ましいことと思う。

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