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『死にたがりの君に贈る物語』読んでみた


やっほう

実は読書が趣味やったりするんやけど
今まで感想とか特にどこにも書いてきてなくて
これを機に残してみようと思って書いてみる


自分は生死にまつわる話がけっこう好きなんやけど
今回はタイトルを見た瞬間買った


そうです、いわゆるタイトル買い。


さてさて内容なんやけど

熱狂的なファンが生まれるほどの
爆発的ヒットとなった小説があって
その小説内で絶大な人気やったヒロインが
死んだことで作家へのアンチが大量発生

作家が続きを書けやんくなってしまって
作家の公式HPも1年音沙汰ないと思ったら突然
「心不全で亡くなりました」ってお知らせが
親族から発表される




そのお知らせにより
小説の最後が読めやんくなることに絶望し
自殺をはかった女の子が1名
その女の子の親が大激怒

担当編集者が動きます

果たしてどうなるのか、、、?



っていうような流れやったんやけど
孤高の天才も他の人となんら変わらんなっていうか
皆似たような悩みがあるんやなって安心できるっていうか


やっぱり小説は自分を救ってくれる物や
って自分は思える

現実では誰も共感してくれやへん思いを
小説の主人公は言語化してくれるから小説が好き
って改めて思った


自分はのめり込むほど好きになった人とか物が
これまでの人生で一切ないんやけど
この本にでてくる自殺未遂の女の子は本に心酔しとって、
その愛が最終作家さんを助けるわけなんですね〜


何かに夢中になって、それの為に怒って泣いて
感情が揺さぶられるような体験、、、してみたい


どれだけファンを名乗ったとしても
じゃあそれと心中できるくらい愛はあるのかって
問われた時に命を捧げるくらい大事なものって
生きていくなかで見つかるんやろうか?


自分は脇目も憚らず夢中になれるものが
一つでもほしいってよく思うんやけど
実際にそこまでハマったものはない



一体どういう感情になるんかな?
逆にそこまで愛される立場になれる日は来るんかな?


愛って尊いですね。
言葉って結局どこまでいっても人間が作り出した言葉でしかないじゃないですか、
きっともっともっと言葉を
細分化していけばピッタリな表現方法が見つかるんやろうけど
愛の力ってすごいっていう結局そういうありきたりな言葉になってしまうなぁ


とりあえずなんだ。
誰もが皆愛される資格があるし
それが肉親とも限らへん
少しでも愛をもらったら素直に受け止めれるように
ならないと人間は簡単に心が死んでいくんだ、
っていうことを学びました。


自分の永遠のテーマ
「素直になる」
天邪鬼な自分にはこれが一番難しいんやけど
少しでも相手の言動の意味を深読みしやんように
なっていきたいな

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