死装束を求めてイタリアに行く
こんにちは。
皆さんも絶望の重みに耐えきれず、あぁ!もう駄目だ!となった深夜2時があるでしょう。私にもある。
その日は、圧し潰されないようにとにかく外に出ようと布団から逃げ出した。ひとまずパジャマから着替えようとタンスの引き出しを開けた。今でも覚えているけど、オレンジに白い水玉のもこもこの冬用のパジャマだった、母が通販で買ったやつ。
で、引き出しを開けるとびっくり。ボロ雑巾みたいな服しか持ってない。清潔感のある浮浪者みたいな服しかない。え、この中から選んだ服が私の最期の服になるかもしれないの?私は引き出しをスッと戻して最期の服を決めることにした。なんで???
※補足:その頃の私は「死にたくない、でも死ななきゃ」思考が強かったので、なんで死ねないんだろう……そうだ、最高の死装束を着て死ぬ瞬間をちょっとでもポジティブにしたら死ねるのでは?とも思ってた。
考えた結果イタリアで服を買うことに決めた。なんで???この話は次に詳しく書きたい。ちなみに今はイタリアで買った服じゃなくてロリィタがいいなと思ってる。まぁそもそも今は死ぬ予定はないけど。
社会人になって時間ができてから(理系学生だから忙しかった)イタリア語の勉強を始めて語学学校に半年間通うために27歳で会社を辞めた。この文章は、イタリアから週末の小旅行で来ているブカレスト(ルーマニア)の宿で寝る前に書いてる。変な人だなぁ。
次回「なんでイタリアで死装束を買いたいと思ったの?」
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