見出し画像

仮病

今日、仮病を使って会社を休んだ。 

案外真面目なので、仕事に行きたくないと思っても体調が悪くても体を引きずっても出勤するタイプなんだけど、休んでみた。 

計画的犯行な仮病休み。 

申し訳ない気持ちと、私ひとりなんか欠けたくらいで回らない社会なんてないでしょう 

この、二度と戻らない「今日」と言う日にしか“やれないこと”をやろうと思った。 

もしかしたら「この今日」で、ひょんなことから私の人生が変わるかもしれないに、懸けているから。 

長い人生の中の、たかが1日。 
この、たかが1日で私の人生が変わったり変わらなかったりするかもしれない。

私は何となくそんな事に全てを懸けて生きてる 

今以上に自分が楽しく、幸せに満ちた人生と毎日を過ごせるように。。 


改めて自分ってメンヘラだなーとか  
すっごい驚くぐらい自分面倒くさいなーとか 
最近、そんな自分に疲れる。 
今に始まったことじゃないけど 
私は私でいることが、とてつもなく疲れてしまう。 

自分のご機嫌をとってあげられるのは自分だけだし、ご機嫌ばかりとってあげていたら幾らお金があっても足りない。 

私の事を好きって言ってくれる人の気持ちが未だにわからない。 

でも、私の事を“苦しいぐらい好き”って言う人の気持ちを自らぶっ壊したりした。 

これが逆の立場なら‥? 
ってことを最近考えられるようになった。 

最近、ある人から突然相談をされた。 

「好きで好きで堪らない人と、昨夜から突然連絡が途絶えた。突然。嫌われるようなことをしてしまったのかな、仕事が全く手につかないよ、ご飯も食べれない‥」 

私を急に呼び出したと思ったら、泣きそうな顔で私に相談してきた。 

私に言うか、、!?

思わず「今、誰に相談してるかわかってます?」と言ってしまった。

でも私はいっぱい彼の背中を押した。 

「好きで好きで堪らない」 

痛いぐらい気持ちはわかる。 

でも、彼のその悩みを魔法を使っても 
私は叶えてあげられない。 
私は魔法使いじゃない。 
彼が求めているのは、目の前にいる私ではない、私以外のひと。

私だって「好きで好きで堪らない」って
泣きたい。 

泣きたいのはこっちだよ。。。 

なんて顔は出さないで笑顔を振りまいた。 

「携帯落としたとか!?あるかも?まず、明日まで待ってみましょう。全部決めつけちゃうのは良くないよ。苦しいけど、待ちましょう!」

私は平然と励ました。 

本当に泣きたいよ。 

家に帰ってきて、頭がボーッとした。 
吐いてしまった。 
自分を追い詰めた。
でも、私は冷たい部屋に独りぼっちで 
涙も流れない。 

それでも、心の片隅で「絶対幸せになる」って気持ちが湧いた。 

負けてたまるか。 

やっぱり私は死ぬまで好きな人のことを
追っかけていきたい。