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アイスもなかに魅せられて 〜2021夏〜
食後のデザートが31年間辞められません。
こんにちは、糖質大好きアラサーです。
突如現れたマリトッツォなるもの
令和3年、初めて知ったマリトッツォという食べ物。
パンみたいなブッセみたいな、とりあえずふわふわのものにこちらもふわふわな生クリームをたっぷり挟んだ、それはそれはもうそんなもん美味しいに決まってるやろというイタリアのお菓子です。
さらに見た目も可愛いので"映える"やの、おうち時間に自分で作れるやの、いろいろと疲れた現代に癒しを与えてくれる甘〜い誘惑なため、こんなにも流行っているとかなんとか。
しかしながら、私はまだ食べたことがありません。
ええ、あまのじゃくですから。
ブームが落ち着いた頃にこっそり食べるという、ムッツリな性格であることは確かです。
昔から日本にマリトッツォはあった?!
実は気付いてしまったのです。
日本にも古くからマリトッツォ(もどき)があったことを。
それはそう
アイスもなか である。
ビジュアルがマリトッツォと完全に一致。(薄目で見れば)
和製マリトッツォとも言うべき、古き良きスイーツなのです。
マリトッツォよりカロリーも低くて食べやすくて何より安いのが素晴らしい。
好きなアイスもなか IN OSAKA
ここ最近の蒸し暑さもあり、趣味の散歩途中でアイスもなかを見つけると必ず買っている私ですが、
その中でも好きなお店のものをご紹介。
①角屋@千林大宮
店構えから心を揺さぶられる。
色落ちした看板は長年の信頼の証である。
メニューを見ると 金時もなか があったため迷わず購入。
あずき、あんこ、こしあん、つぶあん、あんぱん、おしるこ…
「赤黒くて美味しくて甘いもの古今東西」をすれば、あんこしか出てこないほどのあんこ大好き人間なのです。
特製とモナカに書かれおり高級感漂うが、
なんとこちら80円。
出来立ておやつで、令和のこの時代に80円なんてありますか…?
揚げたてコロッケも100円という時代だというのに…
(誰も得しないアラサーの歯形)
シャリシャリとしたアイスの中に、ほんのり金時がいます。
薄くてパリッとしたモナカは絶妙にアイスを引き立ててくれる。
この日の暑さのせいもあり、一瞬で完食。夢とは儚いものである。
②関目冷菓@関目
街中に突如として現れる森
緑をかき分けた目線の先には年季の入ったテント。
長年この木々達と過ごしてきたんだなあと勝手に感慨深い気持ちに。
お店を覗くとお客さんは誰もおらず、店内飲食は貸し切り状態。
この感じ落ち着くわあ…と、平成生まれが昭和ノスタルジーを感じていたところ
あれ、ここアフタヌーンティーやったかな…
と錯覚させるような高台の銀のお皿に乗って運ばれる。
こちらでも注文したのはあずきアイスもなか。
モナカは少し厚めのバリバリ食感。
あずきがゴロッと顔を出す瞬間もあり、食べていて楽しい。
そして何より店員さんの対応が素敵。世間話をしながらのんびり過ごすことができます。
良いものは時代が変わっても残り続ける
昔から変わらず残っている、売られているものは
安全と信頼の証。
一時のブームで脚光を浴びる商品ももちろん魅力的ではあるが、大人になればなるほど安定志向になるため、"昔ながらの"ものを選んでしまう。
アイスもなかから、自分が着実に年齢を重ねていることを自覚している夏なのでした。
(そろそろマリトッツォ食べたい)