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大阪の"レア"土産とも言うべき『とん蝶』
大阪在住でも大阪土産を探すのが楽しい、ただのアラサーです。
大阪土産といえば
富山の実家を出て大阪に住み始めて早15年。
何度も何度も帰省し、何度も何度も手土産に悩み、
いまだに大阪の手土産を探し続けております。
やはり定番で言うと、
551の蓬莱、月化粧、りくろーのチーズケーキ
あたりが代表的。
たしかに安定に美味しく、間違いない。
でもなんていうかこう、
もっと特別感がほしいのよ。
どうしても大阪でしか食べられないとか
実店舗でしか買えないとか
おまけで金塊が付いてくるとか…(?)
…と日々頭を悩ませていた私の前に突如現れた、
大阪ならではのものがそう
『とん蝶』
なのです。
賞味期限は当日中という"レア"感
とん蝶は大阪の老舗和菓子店「御菓子司 絹笠」の商品で、
和菓子屋さんではありますがこちらはおこわです。
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もちもちのおこわに甘辛い昆布とカリカリ梅が合うのよ…
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これでもか!というくらいの昆布の量で、おこわが進みます。
これをおかずに米食べられるレベル。
まあ美味しいのは当たり前なのですが、
やはり美しいもの、美味しいものってのはいつでも儚いもので、
賞味期限は当日中でございます。
明日お出かけするし手土産に…
夜遅くに到着する便で遠方への手土産に…
なんて考えている皆様には無理ゲーです。お疲れ様でした。
防腐剤を使っていないので日持ちせず、
冷凍もしないのでオンライン販売などもしない。
「できたて」を「そのまま」「すぐに」食べてほしいというお店の気持ちの表れなのかもしれません。
これはもう、生チーズケーキ、生ドーナツに並ぶ
生(レア)おこわ
と言えましょう。
2000個限定?!の"レア"感
絹笠ではこのとん蝶を、
毎日社員さん7〜8名で手作りされているそう。
当日に手作業なので、もちろんできる数量も限られており
平日は1日2000個、休日は1日3000個ほど
なのだという。
ということは人間誰しもが飛びつくワードであろう
「数量限定」という"レア"な商品。
さらにレアなのが、季節限定でいろんな味が登場するのです。
とうもろこしが入ってたり…
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ゆかりコラボだったり…
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もう各シーズンのバーゲンセールで争奪戦に参戦するより
私はこちらを獲得すべく走りますよ。
それくらい季節限定商品はすぐに売り切れますのでご注意を。(私調べ)
"レア"土産としてもっと脚光を
賞味期限が当日中という レア(生)感
数量限定という レア(希少)感
この二つのレア要素を持ち合わせた"レア土産"である『とん蝶』を、
ぜひ多くの人に味わってほしい。
数量も少なく販売店も少ないが、知る人ぞ知る、な商品だからか
「いつも売り切れてる!キーッ!」
みたいなことは無いのでご安心ください。
多くの人に知ってほしいけど
売り切れてほしくないので知ってほしくない
…と、私の気持ちはいつも揺れ動いています。(知らんがな)
ちなみになぜ「とん蝶」という名前かというと
これを食べて昔懐かしいふる里を思い出してほしいという思いから、
ふる里の風景によくある「とんぼ」と「蝶々」を組み合わせたとか。
素敵かよ…。
次に帰省する時は両親に「お腹を空かせて待ってて」と一声かけて
とん蝶を買って帰りたいと思います。
もちろん自分用は季節限定商品で。