Productivity Weekly (2020-11-04号)
こんにちは。サイボウズ株式会社 生産性向上チームの平木場です。
僕たち生産性向上チームは毎週水曜日にProductivity Weeklyという「1週間の間に発見された開発者の生産性向上に関するネタを共有する会」を社内で開催しています。
試しに、今回から備忘録的に毎週出てくるネタをNoteで発信していこうと思います。(ベストエフォートで書きます...)
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Application Load Balancer が、gRPC ワークロードをエンドツーエンドの HTTP/2 サポート対象に
ALBがgRPCプロトコルをサポート。
マイクロサービス間、またはクライアントとサービス間でgRPCのトラフィックをルーティングできる。
トランスポートにHTTP/2を使用しており、同時にターゲットグループのプロトコルにHTTP/2を設定する機能も追加。
AWSがDocker Hubの代替サービスを発表予告。パブリックにコンテナイメージを公開可能で50GBまで無料、AWSからなら何度でもプルし放題に
AWS版のDocker Hubが今後リリースされるらしい。
pushは毎月50GBまで無料
pullで使える帯域幅
- 匿名ユーザ: 500GB/Month
- AWSユーザ: 5TB/Month
- AWS内: 無制限
Docker Hub、6カ月使われていないコンテナイメージの削除計画を保留に。従量課金ベースの料金プランを検討へ
Docker Hubで6ヶ月以上pushもpullもされてないイメージは削除対象とされる予定だったが、2021年半ばまで保留に
Docker Hubの現在のRate Limitを知る
Docker Hubの現在のRate Limitがわかる。2020/11/06 13時(JTC)時点だと2500回/6時間の制限となっている。
Technology Radar Volume 23公開
Technology Radar の最新版が公開された。
Technology RadarはThoughtWorks社が発信している「今こういう技術が熱いよ」という物。Techniques / Tools / Platforms / Languages & Frameworks の4分野において、ADOPT, TRIAL, ASSESS, HOLDの4つの評価に分けて技術が紹介されている。
以下の記事の「TECHNOLOGY RADARとは」がわかりやすい。
GitHub ActionsもDocker Hub の pull rate limit の影響を受けなさそう?
GitHub Actions も Docker Hub の pull rate limit の影響を受けなさそうという話。おそらくまだ正式には適用されていない。
Checking Your Current Docker Pull Rate Limits and Status
Docker Hub の pull rate limit があとどれぐらい残ってるかレスポンスヘッダーで確認できるようになった。
プルリクがconventional commitであるかの確認を自動で行う方法
プルリクが conventional commit になってるかチェックする GitHub App。
CLIとして使えるタイプの物もある。こちらはGitHub Actionが提供されている。
all-contributors/all-contributors
README に contributor を表示するためのツール。
Terraformのセキュリティ静的解析 tfsec の導入から始めるAWSセキュリティプラクティス
Terraformのセキュリティ解析が行えるツールtfsecと実際の指摘内容の紹介。
Go に go:embed が入った。
goでstaticなファイルをバイナリに埋め込むための3rd Partyツールがいろいろあったが、公式の機能として提供されるという話。
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今週はDocker Hub関連のネタが多かったな〜という印象でした。注目している方も多いのではないでしょうか?Docker社からも情報が細切れで出てくるのでまだまだ話題になりそうです。
Productivity Weeklyは水曜日に開催しているので、本記事のネタはちょっと古いです。
来週からはなるべく水曜日中に投稿するように努力します。(ちなみに、来週はGitHubのイベントがあるため早速おやすみです...😇)