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趣味はnoteです
母は昔から多趣味の人だ。
私が子供の頃は、時代もあろうが、エアロビクスを習っていた。
茶道はずっと昔からやっているようだし、ドライフラワー作りに、七宝焼。ガーデニングに鍵編みも。
ドレスメーキングは趣味というか、裁縫学校も卒業しているので、幼少期の服は(良くも悪くも)全て姉と同じ生地同じデザインの手作りお揃い服だった。
姉は、舞台鑑賞の人である。
中学時代の宝塚から始まって、劇団四季に移り、元タカラジェンヌの公演で東宝の舞台…といまだに「推し」のために全国行ったり来たりして舞台を観ている。
それに引き換え。
私には趣味がない。
履歴書に書くものがなく困るくらいだ。
話が逸れるが、アメリカ英語では「中断したものを再スタートする」という意味のresumeが履歴書を意味するが、イギリス英語ではラテン語で「人生の行路」を意味する curriculum vitaeを略しCVという。
個人的には、人生の行路を書く気持ちが好きだ。
イギリス人に履歴書を見てもらうと、最後に趣味書いた方がいいよとたいてい言われる。
大学院時代、アメリカの就職アドバイスセンター的なところで働いていたが、趣味を書くよう言われたことはなかった気がする。
イギリス人いわく、それで面接時に話が広がることもあるからというらしいのだが、なんせ無趣味人。汗をかきつつ、趣味っぽいものを挙げるしかない。
こうして絞り出した「趣味」を、なんか平凡だな、とか、それホントに?と突っ込むのも奴らである。
旅行、料理、オペラ観劇、サイクリング。
嘘はないけど、趣味かと問われたら、大いにパッションを傾けている姉や母とは格段の差があるので、どうも言葉に詰まる。
日本出張の最終日である今日、長風呂をしながらふと思いついた。
いや、まて。
もしかしてnoteが私の趣味なんじゃ?
それってなんだか悪くない。
そんなにマメに書いていないかもしれないけど、読んだり、書いたりコメントしたり。ひそやかな交流もすごく好きで励みになっている。
うん、これで行こう。
あ、でもCVにnoteなんて書いたんじゃ、ガイジンさんには分かりづらいのか。むむむ。
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