法定相続情報一覧図を5分で作る
■法定相続情報一覧図とは
詳しい説明は下のツイートや
https://twitter.com/_596_/status/1584864074076422146
他に探せばいっぱいあるので、かんたんに説明すると
自作の家系図を公的な証明書にしちゃおう!っていうやつです。
ポイントは
無料(故に無限に作成できる)
自分で作れる(専門家に頼む必要なし)
法務局に申請する(発行には少し時間がかかる)
■作り方
とりあえず書類集める前に作り方を見て自分で作れそうか確認を…
作る書類は
申出書
家系図
この2枚だけ、
申出書はひな形があるけど、家系図は自分で作らないとダメ…
そこで、このPDFを使えば家系図も簡単に作れるようにしました。
下の絵のような一番シンプルな家系図用です。
あれ?両親書かないの?
って思った人もいるかと思いますが、
片方の親が先に死んでいたり、離婚しているケースです。
すでに死んでいる人や、離婚した人は相続人じゃないので書かないのです。
自分の家系図に合うものは、こちらで確認してみて下さい。
https://note.com/korokorori/n/nee0ce263605d
なお、申出書、家系図両方ともに印鑑は押す必要はありません。
■必要書類
自分で作成する書類以外に必要となる書類があります
それは、
戸籍
住民票
この2つだけ
ひとつずつ解説します。
1.戸籍
相続人、被相続人とか難しい言葉はつかいません。
死んだ人が産まれてから死ぬまでの戸籍が必要です。
一番厄介だと思われがちですが、結構簡単です。
なぜなら役所に言えばそのとおり取ってくれるから!
窓口の椅子でぼーっと待っていればいいだけ
オートマチック
戸籍の中を見る必要はありません。(隠し子がいなければ!)
もし一つの役所で産まれてから死ぬまでの戸籍が取れなかったら次はどこの役所で取ったら良いか聞きましょう←ここ重要
次の役所では取った戸籍一式を持って行って、死んだ人の戸籍(産まれるまでの戸籍)を欲しいって言いましょう。
その他に自分の戸籍も必要です。これは自分が生きてるかの確認です !
自分は自分が生きてるのは分かりますが、他人は分からないですから…
なので、自分以外に兄弟など他に相続人がいたら、その人の戸籍も必要です。
と、かんたんに言いましたが、もちろん例外があるので、その場合はこちらを参考に
2.住民票
死んだ人の住民票が必要です。
そして、自分の住民票です。
戸籍と同じで自分以外の相続人の住民票も取りましょう。
■申請してみよう
申請の仕方は窓口か郵送です。
1円たりとも出費したくないなら窓口へ
完了の日をチェックして出来上がった後に取りに行くのは面倒なので、行きは窓口で帰りは郵送がオススメです。
忘れた頃に郵送で届きます。
レターパック520を返信用封筒として入れて渡しましょう。
宛名を書いてあげると法務局の人も笑顔になれるかも
提出書類をもう一度確認すると、
申出書
家系図
戸籍(死んだ人の分)※出生から死亡まで
戸籍(自分の分)
住民票(死んだ人の分)
住民票(自分の分)
レターパック520
こんな感じです。他の方は本人確認書類とか書いてますけど、住民票があれば足りるので実質不要です。
返却される書類は
法定相続情報一覧図
戸籍一式
住民票(死んだ人の分)
自分の住民票は没収されますのでご注意を
完了
だいたい2週間くらいで出来上がるかと思います。
今日申請したらいつ出来上がるかは、こちらで確認できます。
申請した人が5年間は再交付をすることができます。
戸籍とかはいりません。
最後に
もし間違いや指摘、作成してて分からない事とかあればコメントください!
なんでもお答えします。
よろしくお願いします~