見出し画像

廃校プロジェクト6  グリーンルームとは

タイニーハウス
タイニーハウス、じわじわ認知度が広がってきている。日本語では掘っ立て小屋。その方が敷居が低い。意匠の凝った大きな建物から見れば、「掘っ立て小屋」だ。

グリーンルーム
昔、湘南にある某小学校へ、グリーンルーム(小さな持続可能な小屋)を建てようと提案した。その時、某大手設計事務所の設計士が、
「こんな掘っ立て小屋どうするの?」と言っていた。
どうするのって、これは自分達が生きている世界だ。
過去何度か設計事務所の協力を得てグリーンルームを提案したが、全部最終的に不採用。もう、このご時世になり、そんな提案をする段階は過ぎ去った。

「どうするの」
これは、この小さな家で、人間の生活の基本的な要素を子供達に学んでもらう。
電気、水、お湯、暖房、冷房、全てがブラックボックスから出てくる生活をしている今、社会インフラという基礎を知らずに成長して、やれこの教室は寒いとか、トイレでお湯がでないとか言う子供に成長する。
このインフラは何を使って、何を犠牲にして、人に快適さを提供しているかを知らなずに大人となり、インフラを維持するために苦労している人達を軽んじる。
そして、何も知らずに自然エネルギーを使う生活がいいとか言い出す。
そんな社会の仕組みを知らない大人にならないようするためのもの。

スライド1
スライド2

ゴッドランドの学校
これはスウェーデンでは実施されていた。実際に目にしたときのレポート。




いいなと思ったら応援しよう!