ハワイのウエストコーストサウンド Kalapana ロン毛と髭の1970年代
久しぶりに音楽の話をする。
私はアルバムのミュージックノートを熟読したり、ネットで楽曲の評判を検索するタイプではないので、音楽評論みたいなことは上手く書けない。無理な話だ。また古い楽曲しか知らない。
1970年代から1980年代のアナログ時代の音で十分だ。
そんな話だから、当時高校生、大学生だった時代、どんな若造達に当時の音楽は聴かれていたか、そんなことを書いている。
1975年頃、私の大学時代、意外と話題になってないがハワイアンロックやその流れのAORがあった。当時のサーファー達に絶大な人気があった。
今時だとジャック・ジョンソン的な立ち位置の音楽だ。
ここからは、ローカルな話となる。
1974年都立の工業高校を卒業した私は、高校時代のやんちゃ(暴走族など)が要因で大学受験に失敗し、浪人していた。
他の仲間達は高卒で働き、一様に車を購入していた。そしてシャコタンブギ・・とはならない。その世代ではない。
卒業後、久しぶりに会う同級生、長髪で髭を生やしている。
「朝3時起きで、茅ヶ崎行っていたから眠いよ、波は膝下・・」とか言っている。
皆さん、そちらへ行ったようだ。
それにしてもジェリー・ロペス(ハワイの有名なプロサーファー)を真似てないかぁ。
暴走族からサーファーに転じていた仲間達。ちなみに後輩達何故かビーパップハイスクールまっしぐらだったようだ。
そんな私もスケートボードにハマっていた。当時のスケボーは手に入れるのが大変だった。今もサーフスケートでたまに滑っている。
1975年以降、アメリカの遊び(カルチャー)が大量入荷した時代だった。
この頃からアメリカのカリフォルニア、ハワイなど音楽、遊びカルチャーの風が吹いていた。それも相当の強風でだ。
音楽ではウエストコーストサウンドやAOR、ハワイのバンドはイケてる男達(あくまでも主観)が聴きまくっていた。
Kalapana アルバム KALAPANA
日本でも人気が出ていたハワイのバンドKalapana(カラパナ)
1975年の1stアルバムだ。イケてる私は即刻購入した。
ある日、近所に住むサーファーになっていた同級生
「お前、これ貸して」と言われ貸したが、1年も返ってこなかった。
「やばい」
私は緊急取り立てを実施した。この時代、貸し借りからアルバムが消えることも多かった。
ちなみにカラパナとはハワイ島にある真っ黒な海岸の地名だ。このカラパナ海岸はキラウエア火山の噴火の溶岩流で消滅した。
その1年前にカラパナへ行った私の話
SeaWind アルバム Light the Light、 アルバム Sea Wind
次のバンドはこれだ。
ハワイのバンドとしてはAORよりだったSeaWind(シーウインド)
これは1st 2ndアルバム。両方共買っていた。
結局この2枚で解散したバンドだった。今では幻のバンドだ。日本ではほとんど知られていない。
今でもかなり聴ける楽曲だと思うが、なかなかネットに出てこない。
CD化されてないアナログLP
埋もれた名曲、大衆音楽において、そんな音源は多い。
そこでだ。最近レコードからMP3へデジタル化出来るCDプレイヤーを買ったので、それでデジタル化している。シーウインドも早速MP3化する。これで好きなだけ聴ける。
久保田真琴と夕焼け楽団 DIXIE FEVER
この当時、この流れのバンドだと日本では「久保田真琴と夕焼け楽団」がある。
これは1977年のアルバム DIXIE FEVER(デキシー・フィバー)
私が好きなアルバムなので、早速MP3化して、頻繁に聴くようになった。
なかでも「星くず」が好きだった。
私も昔、星くずをカバーしている(カバーというより真似している)
以上お粗末さまでした。