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黄昏(たそがれ)ペダル

「弱虫ペダル」
自転車ロードレースを題材にしたスポーツ少年マンガだ。
弱虫の主人公はインターハイを2連覇して、今はキャプテンとなり活躍予定。もう弱虫とは言えない存在になっている。

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さて、私は弱虫ではないが歳を取っているサイクリストだ。
さらに昨年夏、急性心筋梗塞でマウンテンバイクを抱えて死にかけている。
ちなみに私の自転車暦は長い、40年近く自転車に乗っている。
60才までマウンテンバイクのレース、63才までトライアスロンに出場していた。
余りにも長くスポーツバイク乗っていたので、ママチャリを所有したことがない。
今やママチャリは電動アシストとなり、坂でも普通のオバサンがスイスイと登っている。自転車業界も様変わりしつつある。
ちなみに私は電動のスポーツバイクの存在意味が分からない。
電動スキーがないのと同様に、ロードバイクを電動にして楽しいのかと思う。

さて運良く生き残った。人生はまだ続くようだ。
老人ながら頑張ってNoteもやっている。折角なのでネタとして、私の自転車を巡る話を書いてみる。
それほど需要はないと思うけど、人生を注ぎ込んだ記念にはなる。

シリーズとして書いていくつもりだが、それにはタイトルがいる。
今時はサムネイル、タイトルこそ全てだ。
そこで「弱虫ペダル」が頭に浮かんだのだった。

遙か昔、自転車のロードバイクが流行した始めた時代があった。
2006年頃かな。

この少し前の時代、マウンテンバイクのブームがあった。そんな中でアメリカのマウンテンバイクメーカー、トレック、キャノンディール、スペシャライドなどが、相次いでロードバイクを売り出した時代だ。

その頃、自転車ロードレースを題材にした少年マンガが幾つか始まった。
「弱虫ペダル」は後発だったが、唯一連載が今でも生き残っている。連載11年、80巻まで行っている。

これは筆者が自転車ロードバイク、マウンテンバイク等の、競技の世界にのめり込んでおり、さらに自転車チームも所有して実際の自転車ユーザーに認知されているからだろう。
漫画に嘘臭さがない。惹きつけるネタを知っている。

タイトルの検討
一番安易に「老人ペダル」はどうだ。さらに類推するとこんな感じだ。
「老いぼれペダル」「死に損ないペダル」「含蓄ペダル」「老眼ペダル」「疲労が取れないペダル」「サヨナラペダル」「悲しみのペダル」
・・少々馬鹿臭くなってきた。
窓をみると夕焼けが、人生も幕をとじようとしている。最近、映画君の名を観た(3度目)。
そうだ!

「黄昏(たそがれ)ペダル」としよう。
身体の衰えと自転車人生の哀愁や終幕を感じられる。
そうしよう。

ついでの話、ご存じだと思うが、「弱虫ペダル」には大学編もある。
自転車競技は、スイムと違い、10代で世界的に活躍する事はない。大学編でようやく自転車レースの本質へ近づくので、期待している。

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私にとってロードバイクとは
ロードバイクレースにも何度か出ているが、基本ロードバイクはトライアスロンの為に乗っていた。
ツーリングにも何度か行ったが、私は向かない。とにかく街中を走るのが大嫌いだった。
乗るときは全開で。
だからレースだけがロードバイクの全てだった。

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