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オールドスクール(Old School)スケートボードとペニー
オールドスクール(Old School)
この言葉を聞いたのはスケートボードを娘2が始めた中3の頃(2013年)だ。
娘2は持っているスケートボードをペニーと言った。
「スケボーだろう?」という俺に、
「ペニーだよ」と言い張る娘2。
この頃、中華製のパチモン(ペニー)が沢山売られていたようだ。だからペニーだと言い張ったのだろう。
俺的には何が違うのかと思い、借りて滑ってみた。小さいがスムーズで静かなスケボーだった。
「これは何だ?」そのスピードに驚いた。
スケボーは傷つく。悪いので自分用のペニーを購入した。
そうして再びスケボーの世界に足を踏み入てしまった。
息子(長男)、娘1(長女)、娘2(次女)
初めてのスケートボード
私が初めてスケボー(スケートボード)を手にしたのは1975年だ。大学受験を失敗して1年目の春。
高3の弟が学校の先輩から貰ったと、スケートボードを持ってきた。
先輩はサーファーだったようだ。
そのスケートボードは壊れていた。ウッドデッキはヒビが入っている。ボールベアリングからは凄い音がする。
俺はバイクをいじっており、その前は模型飛行機を趣味にしていた。だから工具もケミカルも持っていた。技術もある。
ベアリングを分解して、グリスアップして、トラックも増す締めしてガタを取った。ひびの入ったデッキは裏から当て木をして修復した。
そして、弟と一緒に滑ってみる。
「面白いなぁ」俺ははまった。
この時期、アメリカではスケートボード革命が起きていた。
それを知った俺は新しいスケートボードを求めてショップを探した。
そして見つけた。環8が第三京浜にぶち当たる辺りにあったサーフショップだ。俺はナナハンでそのショップへ向かった。
そこで最新のグラスファイバーのデッキ、カリフォルニアエクスプレス(格好いい)とエクスキャリバーというトラックとシールドベアリングのついたウイールでスケートボードを組んでもらった。
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その後、ウッド製のデッキがボードの主流となり、俺はデッキを自分で作っていた。この手作りデッキは地元で評判となり、後輩達の注文が来た。(無料だけどね)
「懐かしいなぁ」
あの時代の空気感、自宅の庭で俺は木を削ってデッキ作り、その横に犬がいて、後輩達が庭から入ってくる。
「こんちわ!」どうでもいい話をする。
いい時代だった。全く勉強はしていないが色々と学んでいた。
この時代のスケートボードは、今オリンピックで活躍している選手が使うボードとは違い小さい。またスラローム、カービングを重視したものだった。その後、俺はバイク命(モトクロス)になって、私のスケートボードブームは終了した。
オールドスクール
そして2013年、娘2が持ってきたこのペニーというスケートボード。これをオールドスクールと言うのだった。初めって遭遇した語句だ。
以下抜粋
オールドスクール(Old School)、修飾として用いる場合には、(通常良い意味で)古風または昔風、昔ながらの価値観やスタイルなどを意味する。
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ペニースケートボード
ペニースケートボードはオールドスクール時代に作られた木製スケートボードを踏襲し、プラスティックでデッキを作った。そこにスラローム用のトラックを搭載させたスケートボード。
俺が勘違いしてもおかしくない。
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娘2はその後ストリート系のボードも買って、オーリーなどトリックをやりだした。
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サーフスケート
俺は60才近いし、トリックは無理だと思っていた。
そう思っていたら今度はカービングに特化したサーフスケートとを見つけた。
「これはいい」
即買う、乗ると、スピードもあり静かでカービングが楽しくなる。
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大人にはいいボードだ。無理しないなら気持ちいいだけで終わる。
何でもそうだけど、転ぶときは転ぶので、それは言っておきたい。
TRITON シリーズ – Carverで遊ぶ、2020年9月、パンデミック序章