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ロードバイク(自転車) 個人的なタイヤの整備

クロニカル
 もし現在30代であれば、いや50代でもいいかぁ、値段を問わずホイール、タイヤを選択するなら、カーボンホイール、ディスク仕様 タイヤはチューブラとなると思う。既に爺さんだから恥ずかしいので要らないけど、爺さんが最新の車、自転車、バイク、など乗っているのを見るとそれは違うだろうと思う。私のカルマに反する。

 35年前の私は、マビック、カンパの手組のアルミホイールとビットリア コルサのチューブラー、クロモリフレームで走っていた。全て職人の手による製品だった。

ロードバイクのタイヤ
 私はトライアスロンやロードレースを趣味として68才の今もロードバイクに乗っている。(継続している)色々なバイクに乗ったが、今はオフロードを走るのが好きだ。

 タイヤについては過去から色々定説があるけど、長年乗っているので、その経験から書いている。
ロードバイクで、一番重要な部品はタイヤだと思う。昔はチューブラーの21mm幅を使っていた。これは凄く細い。今は一般にクリンチャーの25mmと太めが定番だ。

 タイヤはチューブラー時代との比較は難しい。何せタイヤの構造が違う。チューブラーは高圧でタイヤが変形しない。また空気が抜けてもなんとかなる。乗り心地が全く違う。

 一方クリンチャーは細いタイヤで空気圧を上げると空気抜け、パンクなどリスクが高まる。チューブの性能も気にしないといけなくなる。だから太めがいいと思う。
純正ロードバイクなら25mmが妥当だと思う。それでも23mmのキレキレの走りも楽しい。
たまにシクロクロス車で32mmタイヤを使ってロード走るけど、乗り心地はいい。加速も悪くはないが、速度のキープはキツい。最後は趣味なので好みだ。

タイヤの構造 

シクロクロスのタイヤ
 シクロクロスレースには2回しか出たことがない。一方練習はシクロクロスでオフロード走行というのが多い。理由として、東京は車が多すぎる。信号も多いので、まともな練習場所が少ない。

 シクロクロスのタイヤはパンクを嫌ってか、チューブラーが使用する人が多い。最近はチューブレスかなぁ?
爺さんだからチューブレスは使った事が無い。

 私はクリンチャー、パナレーサーCGCX 32mm 15年程変わら使っている。
動画のKONAはシクロクロスレースにもでており、このタイヤを履いている。
RIDLYには街乗り嗜好もあり、パナレーサーグラベルキングSK 32mmを使っている。両タイヤもオンロードでは空気圧6Bar程度にすれば、普通に走れる。レースでは3Bar、空気圧がこれ以上低いとリム打ちしてパンクする。

リドレー RIDLY
コナ KONA

 写真はシングルギヤにしたKONA。レースではボトルケージ、メータを外す。冬場、指先まであるグローブを使うので、ブレーキレバーには滑り止テープを貼っている。

パナレーサーCGCX 32

 パンク
 1985年からトライアスロンレースに参戦していて63才(引退)まで、相当数のレースを経験した。その中でパンクリタイヤは1回だけだ。これはショートトライアスロン、距離が短いので、アイアンマンレースのように予備チューブは持ってなかった。

 ロング・トライアスロンのバイクコースは一般道を走る。だからパンクはよくある。チューブラー時代、2度パンクした。予備のタイヤ2本を全部使って途方にくれていたら、オートバイでコース監視していたマーシャルの人が1本貸してくれ、それで生き返った。
チューブラータイヤはパンクしても、空気入れながら走れたりするメリットがある。クリンチャーでは無理だ。またリム打ちでバーストする。試合中にでかい音を聞くと、かわいそうにと思う。

 最近のバイクと言っても、既にビンテージ感のあるキャノンデールSIX13(2005)、これが私が買った最後のロードバイクだ。
写真はトライアスロン仕様 ホイールは初期のフルクラムR3、タイヤはGP4000 23mmとしている。初期のフルクラムR3は精度抜群で振れが出ない頑丈なホイールだった。2015年のR3も買ったが、そうでもなかった。おそらくドイツで作っていないのだろう。

キャノンデールSIX13

タイヤ選定
 ロードのタイヤはコンチネンタルまたパナレーサーしか使わない。体がそれに馴染んでいる。
サイズは23mmだったが、今は25mmを選択している。これ以上太いとシクロクロスだ。レースをやっていた頃は、コンチネンタルGP4000ラテックスのチューブを使ったが、タイヤ1セットで1万円を越える。今タイヤはコンチネンタルの安いスポーツを使っている。チューブも安いプチルを使う。もうレースにでないので必要ない。

空気入れ
 もし本気でレースをしたいなら、空気圧は細かく管理したい。となると定番の空気入れのSILICA(シリカ)しかない。ワンストロークで一気にエアが入る独特な感覚。一度慣れてしまうと他のポンプは使えない。ポンプヘッドはチューブを痛めないために、ヒラメに交換するのが定番。このパターンで30年使っている。

SILICA(シリカ) 20000円
ヒラメ 7000円くらいする

タイヤレバー
 意外と悩むタイヤレバー。私はミシュランタイプの長方形のものが一番使い易い。ミシュラン製は遙か昔に製造中止、同等品はまだ売っているので、それを使っている。ミシュランの黄色の粘りが素晴らしい。

 タイヤ、チューブの交換は自転車整備の基本でもあるけど、慣れないと難しい。チューブ交換後、空気が抜けているとウンザリする。今は滅多にないが、安いチューブだとたまにある。

黄色はミシュランのタイヤレバー最後の2つ

耐用年数
 ゴム系、プラ系は紫外線で劣化、また加水分解が起こるので、使わなくても経年劣化する。室内保存したタイヤ、大丈夫そうだと乗ると一気に劣化する。この崩壊が怖い。
大丈夫だと思ってローラー台で使ったが、1ヶ月で亀裂が入る。実走で使ったら危険だった。

スペシャライズドのターボ 25mm 2015年もの

 諸事情で今歩けないので、バイクを外で乗ろうと思っている。そこで交換用のタイヤ、チューブを買う。私はホイールをタイヤを付けたままで保管する。タイヤが保護材の役目をする。

コンチネンタルが多い、最近品質が落ちたと感じる
これ以外、納戸に6台ある ローラ台に1台常設 

さらに自転車ライフは続く。 

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