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アイスランド、最初の2か月を終えて①

アイスランドにきて約1か月半が経ち、あと1週間半で2か月となった
書きたいことはありあまるほどあるのに調子が芳しくなく
休んでいるときはいつも寝ている現状が今週に入って変わりつつある

Spead Friending

最初の一か月はとにかく、情報を消化するだけで精一杯だった。
最初のオリエンテーションウィークは、とにかくいろんなイベントがあり、そこで友達をつくる流れだった。
国籍、メジャー、東京の話、そんな短絡的な会話で友達になれというのだからずいぶんすごいことだが、意外と効果はあった。
留学生の割合は9割近くがヨーロッパからの学生、アジアの学生は1割未満といったところだろうか。まあある程度は予想していた。意外だったのは、その1割未満の圧倒的マジョリティーが日本人であったということであろうか。

国別割合はこんな感じだった

そして留学生のほとんどが近隣のヨーロッパからきているからか、圧倒的に1セメスターでの留学が多かった。仲良くなった友達も12月には母国に帰ってしまうのだから、なんともむなしく感じてしまった。
彼らはその短い期間を有効に使おうと、最初からアイスランド各地へフィールドトリップへ出かけていく。来る冬には遠出はなかなか厳しいものとなるからだ。アイスランドは10月中旬から雪がちらほら降る。
こんな留学生の中でのコミュニティで私はすっかり雰囲気にのまれてしまっていたのだ。
こんな中、ちょうどこちらにきて1か月目、最初の小旅行に出かけた。

Thingvellir National Park、大きかった

風邪をこじらせる

最初の小旅行あと。
ここで私は風邪をこじらせた。夏風邪と思われる。
日本ではめったにかからない私なので、2年ぶりとかだったかもしれない。激しいのどの痛みから始まり、せき、そして鼻水と症状がでた。
幸い熱はでなかった。
これをよかったと一瞬安堵したが、経過は思ったより深刻だ。
罹患から1か月たった今でもたんがからむし、鼻水が出ている。
これでもよくなったほうだが、日本から持参した風邪薬は最初の2か月の間につゆと消えた。ああ哀しい。
途中で中耳炎のような耳がふさがれるような感覚が続き、これもまた不快感を増幅させた。
医療機関にかかろうとしても、薬をもらって終わりだと言われて行くのがなえてしまった。友達がすすめてくれたpharmacyでかったのどあめと鼻スプレーはよく効いて、不快感を和らげてくれた。うれしい。

お世話になっているpharamacyのnose spray


急激な温度変化に身体が追い付かなかったのだろう。
日本を出国した8月、日本は35℃前後の猛暑が続いていたが、一方でアイスランドは夏といえど最高気温は8℃前後。
一年を通して寒い気温なのでアイスランドでは一年中誰かしらが風邪をひいているらしい。
慣れない土地で、慣れない英語での生活の心労もたたった気がする。
しかし、これがもろもろあとでいろいろな方面に影響をもたらしてくる。
これはのちほどnoteに書くので、ぜひ。

こんな国はじめて!

うつうつとしたことを書き続けたので、ここで少しいいことも記しておこう。
なんといってもアイスランドは治安がいい。女性の一人歩きはできるし、車はちゃんと歩行者優先でとまってくれるしで最初はすごい驚いた。
アジア圏で生活していた私にとっては日本以外でこんなに治安のいい国は初めてだった。
そんなことで夜10時半くらいまでは平気で出歩けている。なんともありがたいことだ。治安のありがたみというのは生活しないとわからないのだろうが、とてもありがたさをしみじみと感じている。


次回に続く。

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