001 相棒のぬいぐるみ|なくなったら困るしあわせ
なくなったら困る100のしあわせシリーズ。記念すべき第一回。このシリーズはいつもと雰囲気を変えて、丁寧語で綴っていこうと思います。
◇◇◇
今から27年前、近所の人に犬のぬいぐるみを貰いました。当時は「あー、可愛いな」くらいでそんなに思い入れもなく、まさかこんなに長い付き合いになるとは思っていませんでした。
ぬいぐるみの名前は、まりりん。
長年の劣化によりボロボロで、ハゲを隠すために他のぬいぐるみから剥ぎ取った服を着せてます。笑
私が本格的にぬいぐるみを大事にし始めたのは中学生の頃。当時、父親が突然倒れ不安だった私は、とにかくなんでもいいからすがりたく、毎日まりりんを抱きしめて寝ていました。
それからというものの、抱きしめて寝るのが癖になり、30代になってもその習慣はそのまま。結婚した今でもぬいぐるみと一緒に寝ます。夫ももう慣れっこで特になにも言いません。
悲しい時だけではなく、楽しい時も一緒に過ごしました。20代最後にした車での日本一周。あの時もずっと助手席にまりりんを乗せ、話しかけながらのんびり旅を楽しみました。
悲しい時も楽しい時も、一人暮らし時も結婚してからも、ずーっとそばにはまりりんが居ました。
ミニマリストの私ですが、思い出は全てまりりんに詰まっているという想いから、他の物には執着せずすぐに手放せるのかもしれません。
私の宝物であり人生の相棒です。
なくなったら困るしあわせ001
「相棒のぬいぐるみ」
補足
→現在ぬいぐるみの補修をお店に依頼しています。ただ、かなり件数が多いらしく、3年待ちだそうです。それだけ大事にされてるぬいぐるみがいるんだなぁとほっこり。補修しながら長く付き合っていきたいな。
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