物理基礎年間授業計画

高等学校で物理基礎の授業を担当したことがある。
はじめの授業で,年間の授業計画について少し触れる。
そして,その際に生徒に配布するプリントがある。
以下のようなものである。

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このプリントをノートやファイルの一番はじめのページに貼るように伝える。
なぜこのような計画を配ろうと思ったのか理由を述べる。
各授業がいつ行われたのか,右端に記入できるようになっている。各授業のはじめに,授業があった日の日付を書き込む。こうすることで,復習をする際に,いつ行われた授業でいつのノートや配布プリントを見ればよいか紐付けしやすいと考えたからだ。
また,各授業には目標を設定している。復習する際にその目標について自分ができているか確認をすることができる。また,次の授業にすすめていくとき,前時の授業の復習をこの目標を使って行うことができる。
つまり,この計画プリントを使うことで,学習内容の整理や確認ができればよいと考えていた。

実際に使ってみて思ったことを述べる。
結果として,この計画プリントが効果的であったかどうかが分かっていない。生徒へのアンケートをとるなどすべきだったと反省している。
また,各授業がぶつ切りになっている印象を与えると感じた。毎回の授業は一つのストーリーとして完結するものではなく,別の授業での学習内容や気づきにつながっている。きれいに分類することで整然とすることはよいことだが,整然とするだけではなく,それぞれの関係性についても配慮しなければならない。

そもそも使うべきなのかどうか,今後も様々な意見を参考に考えていきたい。