見出し画像

「テニス」を通じ、改めて『形』の大切さを知る

こんにちは。

今回は、基本の形を覚えること、すなわち『型』を覚えることの効用について考えます。

私は最近、テニスを始めました。40を過ぎて、なかなか技術が身につかず悪戦苦闘してますが、そこは元々不器用なので覚悟の上。とにかく練習を積むしかないですね(苦笑)

これまで経験した道具で打つスポーツ(といっても、遊び程度ですが)である野球やゴルフに比べ、あまり「テイクバック」(後方へ振り上げる動作)をしないところに違いを感じました。まだ基本の段階なので、レッスン中は「ボールをラケットに正確に当てる」ことに焦点を当てている、という面もあるでしょう。ただ、ボールが正確にラケットに当たれば、想像以上に飛んでいくも事実。コート内に打ち返す必要がある以上、ボールを飛ばし過ぎては、そもそもゲームが成立しない、のです。その意味で、「正確にコート内に返す」意識を持つことが大事だと思います。

『形』が必要な理由


まずは、「適切にコート内に打ち返す」技術を習得する必要があります。そのためには、毎回ボールをコート内に入れる動作を身につけることが求められます。

その技術を磨くには、練習を重ねる中で、的確にボールを打てるようにする必要があります。まさに、『型』を身につけることが大切です。

しっかりと型が身についていないと、毎回どこにボールが飛んでいくかわかりません。適当にラケットを振ってもボールがコート内に入ればいいのですが、先程言及した通り、コート外にばかりボールが飛んでいてはゲームは成立しません。
逆に言えば、『型』を身につけ、いつでもコート内にボールが入るようになれば、少なくともゲームを成立させられるし、そこからさらに技術を磨けば実力も上げられる、ということです。

勉強にも『形』は作れる

なんだ、当たり前ではないか、と思う方もいるでしょう。

しかし、これは「資格試験の勉強」にも通じることです。

特に、資格試験で求められることは、「試験範囲」という範囲内の知識を身につけ、本番の試験で合格点に達することです。これは、どんな資格試験でも共通しており、覚える内容は違っていたとしても、知識を身につけ点数を取ることに変わりはありません。

資格取得を目指す人の中には、勤務先の企業からの指示で、仕方なく勉強しなければならない、という人も多いかと思います。以前にもコラムで書いた通り、「サービスの質」を世間に示す方策として、ホームページ等で資格取得者数を公表する企業も多々あります。そのような流れの中で、勉強に対して苦手意識を持つ人こそ、自分なりの勉強の『型』を身につけ、今後の人生で「資格取得」が苦にならないようにすることが大切ではないでしょうか。

確かに、資格試験で合格を勝ち取るには、それなりに努力が必要です。しかしながら、自分なりの勉強方法を身につけ、勉強に対する苦手意識を無くすことにより、資格取得に挑む気持ちを前向きなものにすることができる、と考えます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?