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還暦とは

干支と十干の組み合わせが60種類あり、60才になった時それが一巡する事で、生まれた時の「暦に還る」という意味なのだそう。

孫の誕生日のプレゼントを買いに一緒に出かけた時のこと。
「いっちゃんは7回目の誕生日だね。私は今年61回目だったよ。」と言うと「うわぁ!飽きるほど誕生日来たね。」と驚きの声を上げました。
上手いこと言うなぁ。ホント、もう飽きちゃった、って感じです。

還暦が巡ってきてもう、1年以上経ちました。時の過ぎる速さに愕然とします。

60才が過ぎたって特別なことはないと思っていたけど、40才や50才とは違う感慨はありました。もう高齢者と呼ばれるのかなぁって。

腰を痛めて激痛で動けなくなったことから、老化現象が次々と現れました。
仕事で少し無理をしたことがたたったのか、数十年ぶりに風邪をひいて寝込んだり、ウツっぽくなったり。
追い打ちをかけるように、長年そばにいてくれた猫のリコが亡くなって、ペットロスの状態にもなりました。

色んな試練がありましたが、時間は瞬く間に過ぎ、仕事に復帰する事はできました。
それでも、このまま淡々と歳をとっていくのかなと、漠然とした不安をいつも抱えています。

還暦過ぎの人生を「おまけ」だと考えたら?と言われました。やりたい事はない?やり残してると感じている事はない?と。

やりたい事を書き出してみると、案外たくさんありました。
そのひとつがブログを書く事。
まったくの初心者で、胸を張れる経歴も文章力に自信もないけれど、人生を振り返り記憶を辿りながら、ぼちぼち書いてみたいと思います。

ほんの少しでも覗いていただければ嬉しいです。

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