嗚呼色「自殺者数」
嗚呼、どうかこの時間が
どうかこの日々が
嘘にならないように。
嗚呼、どうかこれまでの時間が
どうかこれまでの日々が
消されないように。
嗚呼、どうかこれからの時間が
どうかこれからの日々が
途絶えないように。
私が好きな言葉がある。
「過去」に壊されそうな「今」を生きてきた「今」に押し潰されそうな「今」を生きてきた
「これから」は何処にあるのか
自分でも追いつけず、
心の行方が分からないまま
"今"息をする。
私が繋がってるNPOの1つがバレかねないが、
どうしても好きな言葉で、
この言葉を引用せずしてこの気持ちは伝わらない。
過去を消すことは出来ず
今を逃げても時効がやがて来て
未来という漠然とした時空は消して生きてる限りついてまわる。
「思春期やもんね」で片付けられる。
「病み期?」で済まされる。
「大人になったら変わりたくなくても変われるよ」で腑に落とされる。
違う違う違う違う。
サインに気づいて欲しい。
悩んでる少女少年達は、初めから大人を避けてたなんてことは無い。
大小なりともサインを出し、その度に傷つきその経験から大人に対して「あんたに私の何がわかるんだ」の感情になる。
そして、大人に心を閉ざした彼らたちを、大人は「最近の若者は分からない」という。
そもそも、悩んでる彼女彼らは自分のせいで悩んでいるのだろうか。
彼女彼らだけのせいなのだろうか。
自己責任論を押し付けていないだろうか。
若者の話を聞くのはそんなに厄介な事なのだろうか。
「思春期」で片付けようと思えば片付けられることもあるのかもしれない。
いや、大抵の事はそれで済むのかもしれない。
正味、大人になればきっと悩みは薄れていくのかもしれない。
大人と子供の狭間「若者」だからこその悩みではあるのかもしれない。
「ほっとく」ことでも、薄れていくのかもしれない。
だけれど、「無関心」が産む'罪'の存在に気づけてる大人は何人いるのだろう。
私はそうした事で傷つき、どこにも声をあげられなくなり自ら命をたった友人や知り合いを数名知っている。また、ニュースに流れている数の何百倍もの自殺者数を知っている。
「日本の若者自殺者数は世界一」
この事実だけ知り、そこを変える努力、行動を何もしてないのは、それこそ「無関心の罪」では無いだろうか。
人が一人亡くなっている事実は、無関心で済むのだろうか。
その人は社会に殺される為に産まれてきたのだろうか。
実際に数にしたら現実味が湧くだろうか。
令和2年の7月の自殺者数を紹介したい。
日本全国で1786人(男:1141 女:645)もの方が自ら命を落としている。(引用先 警視庁 https://www.npa.go.jp/safetylife/seianki/jisatsu/R02/202007sokuhouti.pdf )
自殺を肯定も否定も私はしない立場だけれど、
この数が0になって欲しく思う。
エゴだろうと、無理だろうと、。
そう思う。
かく言う私も「若者」だ。
死にたいというのは自分もまた然り。
それでも何とか生き延びている。
生き延びる選択をしたのは他でもない自分。
この事実は変わらないが、
私には都度都度、吐き口がある。
吐き口という言葉は違うかもしれない。
闇の中を救ってくれたのも
動けずにいた私が変わる力をつけれたのは
人だったよ。
1人じゃ埒が明かないような言葉に文字に声にすることで整理され、そこで相手の返答で価値観も考え方も貰える。
直接的な解決はしないかもしれない。
選ぶのは自分自身だし
周りは聞くことしか出来ないだろう。
そして、聞く側も話す側も
ある意味「自己満」
でもあるだろう。
それでも、1秒1日を生き延びる
気力にはなる。
寄り添って貰ってなかったら
きっと私は今こうやって自分の考えを
発信することは出来てないだろう。
引きこもっているか、
この世に生がなくなっているか
この二択だと思う。
私に力をくれた方たちは、自分の気持ちを私にぶつけてくれる。
ぶつかろうとしてくれる。
分からなかったら分かるまで伝えてくれる。
だから、私も分かってもらいたいことをしっかり伝える。
「私の何がわかるの」って思うこともあるけれど、「わかってもらいたい」自分の気持ちに向き合う力をくれている。
向き合うことも、言葉にして伝えることも消して無気力じゃできないことであると思う。
言葉にしたからって楽になるかと言われるとその答えはNOだと思う。
でも、言葉にできないしんどさや苦しさを経験した私からすると、疲れてでも自分の考えや気持ちを言葉にしてそれを誰かに聞いてもらうことはすごく心が安定する瞬間のように思う。
今は、本当に文字の羅列のような文にしか出来てないけれど、もっと生きてく中で色んな人と出会い大人に出会い、信頼できる人に出会い、自分の視野を広げていきたいと思うし、
10代の今だからこそ伝えられるリアルな声を発信し続けていきたい。
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