⑳感謝と誓い
私は強くない。
自分や周りが思うほど、多くの問題に向き合えてもいない。
だから、分かったような顔して物事を覚めてみるのだろう。
突っ張って背伸びして大人で居ないと
自分が崩れるから。
18になって思う。
これからは、背伸びしてた分の同年代との差が
どんどんとなくなっていくのだろう。
皆が素直に大人になっていく中で
私は背伸びしきれずインナーチャイルドは幼いまま
子どもで居てしまうのかな、
大人になりきれないことにこれからは厳しい言葉も浴びるのかな。
もう、社会とか親とかそだちのせいにできる年じゃないのかな。
甘えていい年じゃないよね。と。
ここまで、自分の年齢にとらわれたことはないけど
予想していなかったプレッシャーが最近は押し寄せてくる。
困窮状態
そんな中での、今回の家庭問題。
お金がない、支援をしてもらえてない。
私にとって困った状況に陥った。
初めは夜の仕事を探しまくった。
その次は派遣や単発の仕事を探しまくった。
でも、普通の人に交じって普通の仕事を続けていく自信がない。
今の精神状態で働くことが厳しい。
なのに、一人暮らしでかかるお金をすべて負担せざる負えない状況だ。
弱言吐きたいが、そんな余地はない。
何を言ったも現実は変わらない。
どうにかしないといけない。手持ちは小銭程度しかない中で、
一週間後も稼ぎがないとこれはやばい
焦りと、それでもできないことへの葛藤。
無理をして動けなくなることは避けなきゃいけない。
SOSをあげる
そんな中で、愚痴にも聞こえてしまうほどの言葉にならない
困り感を口に出し、文字にして
私なりのSOSを出せるところに出した。
いつもお世話になっている地元の団体さんにまずは相談し、
お仕事については、就労支援の道を提示してもらった。
また、親との縁を切るか切らないかでの選択肢の違いも提示していただいた。
そして、簡単な食量をいただける予定だ。
そして別の地元の団体さんのスタッフには、
食料もだが、
もし稼げるようになって余裕ができたら
一緒にリサイクルショップ行こ!なんて話もできた。
そしてほぼ毎日連絡している団体さんには
実家に帰ることを考えてしまう自分の心の揺れ具合を
察し、私の本当の気持ちを引き出してくれた。
また地元の方とご縁があり、お小遣いをも下さる方もいた。
こんなに重みがあるお金を受け取ったことは他にないと思う。
そして、個人的にメンタルサポートをしてくれている方にも
本気でぶつかってくれ、自分の気持ちで決めること。
個々の大事さを必死に伝えてくれている。
食については、一ヵ月は考えないで良いかな。
使わせていただける支援は、すがる思いで使わせていただきます。
その代わり、余裕を少し持ち、就労支援を進めていきたい。
仕事を安定させ、徐々にでも生活を安定できますように。
普段は、些細なやり取りで、関係を築いてきた方たち。
ここまで回りが動いてくれることを期待はもちろん想像もしなかった。
そして、私がいろんな団体とつながっていることはそれぞれの団体が知っているから、一つの団体に話をしたら、「ここにもこのことは言った?行ってみていいと思うよ^^」と言ってくださる。
繋がりと縁で私は生き延びれる。この年でこんなに毎日感謝しようと巣から思える人は居るのだろうか。
幸せだ。。
そこから見えてきたこと
ここまで細かく書いたのは、自慢したいからでもなんでもなく、
「私の周りにはたくさんの応援してくれている人・団体がいる
本当に困ったときも一人じゃない。
私がSOSをきちんと出せば道は何かしら開ける。」
そしてその恩を返すために今の私に何ができるのだろうと思う。
もちろん条件付きでしてもらっているとは感じないし、
してもらったことを感じすぎる必要もないとは思う。
だけど、ずっとこのままじゃいけないと思う。
私がどうしたいかを考える。
どうなっていきたいか、どんな大人になって、どんな生き方をしたいか。
この方たちと今後どう付き合っていきたいか。
出た答えは、
「この恩を返すために今の私ができることは
ありがとうございます。
その気持ちを言葉と姿で伝えること。
そして
絶対に一人じゃないことを忘れないこと。
生きることをあきらめないこと。
できるだけいつも自分の感情に素直で居ようとすること。」
これが今の私が思う答え。
10代学生は、学校か家族で生活する時間が9割の中、
こんなにも色々なところとつながりが持てている私は恵まれて幸せだ。
家族や学校には、課題が山積みだけど、
今の私には、それらを一緒に考えていける人がいる。
家族とかの血のつながりよりも強くて信頼を置ける
そんな素晴らしい応援団が。
わたし、もうひとりじゃないよ。
最後に
ここ最近、いろいろなことが立て続けに起こる。
でも、どれも自分にとって大切な出来事。
そして大事なことは何かを見つめなおすきっかけ。
立て続けに自信と向き合う機会があり、
いいことでもあるけど、心が疲れている自覚もある。
ベッドから出られない日もある。
それでも、その出来事からは逃げたくないからこそ
少しの間自分にやさしくするよ。
休み休みでも考えたり向き合って、
自分の中で納得する答えを私がリスペクトする人や
信頼を置ける人、心許せる人、(団体)と一緒に
出したいと思う。考えたいと思う。
一見全く違う出来事でも、
ネックになっている根っこの部分は共通しているようにも思う。
出来事によって、自信を喪失したり、気が狂ったりもする。
でもきっとそれは私だけじゃない。
グループだからこそ増える考え事があることは否めないけど、
皆がいたからこそ、また頑張ろうって思える。
確実に学べることが多い。
大人数で動いた経験も無く、むしろ避けてきた部分だけど
ハラハラするのは入ったときから変わらないけど、
良さや、いろんなことがわかり始めてきてる。
ただ漠然とした怖さから、怖さの理由、苦手分野もほんのちょっとわかった。
後は、どう生かしてこれを踏み台にできるか。
人生スパンで見たときに。