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SEIKO ベルマチック(ビジネスアラーム)の事
高度成長期の日本の猛烈サラリーマンに高い支持を得たセイコー ベルマチック。諏訪精工舎の傑作の一つだと思います。ジャガー・ルクルト社のMOMEVOX、オメガ社のメモマチックなどが有名ですがどれも高価。当時のサラリーマンの時間管理に役立ったアナログアラーム。いい時代でしたね。
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時計本体とブレスレットが一体となったインテグレート。今見ても優れたデザインです。セイコーのお家芸だったカレンダーの和英切り替え機能はありません。また日付の送りもユニークで2時位置のプッシュボタンを押すと早送りができます。その時計を使っているかぎり曜日の調整は要らんだろ、小の月から次の月に移るときに調整ができればいいでしょー。という事なのでしょうが私の推察ではリュウズと2時位置のプッシュボタンでアラームの設定、時刻調整の切り替えなどかなり複雑というのが理由だと思います。したがって時計のゼンマイは手巻き対応せず振って巻きます。アラームのゼンマイが手巻きなんです。複雑ですよね。
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赤いマーカーのあるリングを回してアラームを鳴らしたい時刻に設定します。実際にテストすると一分くらいの誤差でした。振動を伴う「ぎろぎろ」音が和みます。デジタル時計もこの時代にアラーム付きも出て正確な時間管理が必要なサラリーマンはそちらに乗り換えたと思います。アナログに回帰している現代で1分くらい誤差があったっていいじゃないか、くらいのゆとりを持ちたいですね。前期高齢者には優しい時計かもしれません。機械式時計は定期的な分解掃除をしてあげてくださいね。