昭和の名機 ジャスピンコニカが出てきました。
今昭和レトロがブームですが約46年前に井上順さんがイメージキャラクターでCMを流していた「ジャスピンコニカ」が納戸から出てきました。単三電池2本で可動する画期的なアートフォーカスカメラです。
サクラフィルムを使ってね。と言わんばかりのシールが懐かしいです。富士フィルムより安かったですからね。難しかったフィルムの装填もかなり楽になりました。
実はこのカメラ、成田空港開港の年にヨーロッパ旅行に行くときに買った物です。クレジットカードなんぞや無いのでトーマスクックのトラベラーズチェックを用意して、またフィルムは空港のX線検査で観光しないように鉛の袋に入れてましたね。最初に入国したイギリスは1ポンド450円でした。また東西冷戦真っ只中ですからアンカレッジ経由でルフトハンザ航空でフランクフルト→ロンドン ヒースロー空港へ行ったと今では考えられない19時間かかりました。機内エンターテイメントシステムなんてありませんからイヤホンで音楽を聴くだけでそのイヤホンも有料で1ドル(およそ300円)。そして機内でタバコも吸えて仕切りなしでスモーキングエリアとそうでないところが設定されていたという今では考えられない時代でした。飛行機もDCー10。
レンズカバー カメラカバーも奇跡的なコンディション。そのうちフィルムを買って撮影してみましょうかね。コニカはその後ミノルタと合併しやがてはSONYブランドになります。ミノルタといえばα7000。どうもSONYのαと言われてもしっくり来ないのは私だけでしょうか。