サンドイッチ作りの話
子ども家庭科教室は学校の外でも家庭科を教えたり、学んだりする場所があれば、と始めた活動です。
今はお料理系の教室はお休み中ですが、コロナ前は年に1〜2回、みんなでお菓子作りなど開催していました。
パンケーキやグミ、フルーツ寒天など開催してきましたが、個人的に好きなのはサンドイッチ作りです。
今日は、サンドイッチ作りまたみんなでやりたいな、という願いも込めてサンドイッチ作りの良さとか好きなところを書こうと思います。
家庭でもう一度作りやすい
サンドイッチ作りの何が良いかと言うと、まず1番は手軽さです。
材料も手に入りやすく、家庭でお子さんがもう一度作りたい、といった時も再現しやすい。
これか何より1番大事と思っています。
色々な作業がある
教室でサンドイッチ作りをするときは
・具の用意
・パンに具を挟む
・盛り付け
の3つを軸に時間配分や作業内容を考えます。
簡単に見える作業の中に、色々な楽しみや発見など盛り込みやすいところが良いな、と毎回思います。
具の用意だけで色々な学びが用意できる
小さなお子さんなら、野菜を洗う、ちぎる、缶詰からボールに中身を移す、これだけで十分な経験になります。
少し大きくなると、子ども用包丁できゅうりやバナナを切ったり、火を使って茹で卵やベーコンを焼いたり。
年齢に合わせて、またその時の学びのテーマに合わせて、色々なテーマが盛り込めます。
包丁を持たせるのはまだ早いかな、というときは、ディナーナイフがおすすめです。
チーズやバナナなど柔らかいものなら、簡単に切れます。
バター作り
少し時間にゆとりのあるときは、パンに塗るバター作りから始めると盛り上がります。
生クリームを瓶に入れて振るだけなのに、特別感が出て楽しいのです。
出来立てのバターは無塩なので、塩を混ぜて味の変化を観察したり、なぜ生クリームからバターができるのか簡単に説明したり、色々と盛り込めます。
パンに具を挟む
パンに具を挟むのも楽しい時間です。
サンドイッチ用の食パンにするのか、ロールパンなどの切り込みを入れるタイプにするのか、くるくる巻くラップサンドとか、オープンサンドとか。
自分の家ではサンドイッチといえばこれ!と思っていたものが、他の生徒さんの作るのを見てこんな作り方もあったのか、という発見もあったりします。
どのくらい具が入っていたら美味しいのか、とか、塗るものとの組み合わせとか、毎回、みんな楽しそうに挟んでいます。
盛り付け
最後はサンドイッチをカットして盛り付けます。
教室では毎回、その場で食べず自宅に持って帰ってもらいました。
家に持ち帰るのがわかっているので、自然とお家の人のことを考えつつ楽しそうに作業しています。
生徒さんたちのウキウキした感じとか、これは誰の分ていいながら詰めてる様子とか、そういう様子を見るのも好きなところです。
サンドイッチ作りの好きなところをつらつらと書いてきましたが、みんなで作るのは美味しくて楽しい。
コロナ禍でそんな時間が減っているのは残念ですが、またみんなで楽しい時間が過ごせますように。