家庭科のもの作りについて
先日、教室に来てくれてる生徒さんが
この教室、図工と一緒だね
と楽しそうに作ってました。
私の教室では時々、絵の具を使ったり色々な材料や道具を使います。
あーそうだよね、子どもから見たら図工も家庭科も同じもの作りだよね
と教科の枠のない学習、という難しいテーマに思いを馳せつつ、今日は私が考える家庭科のもの作りについて書こうと思います。
一応、子ども家庭科教室を名乗ってますからね。
そして最初にお詫びとお断りを。
メモ書き程度の文章ゆえ、ざっくりとした表現がたくさんなこと、まとまりないこと先に謝っておきます。
お許しください。
教科ともの作り
物作りて色々な技法や材料を使うから、ここまでは家庭科の領域、とかここまでは図工!とか厳密に教科の線引きが難しいと、個人的には思っています。
学校の中で何か作る教科といえば、小学校だと図工、家庭科は布小物や調理が中心で、中学ではそこに技術が加わり、高校では芸術は選択制、家庭科では調理実習はやっても被服制作は行う学校があったりなかったりではないでしょうか。
家庭科だからできるもの作りてなんだろう?
私が家庭科教室としてこだわっているのは、生活に使えるもの作り、家族とのコミュニケーションがうまれるもの作りです。
家庭科の特性の一つに、子どもの生活を中心とした学び、が挙げられます。
学生時代から、子供の生活に生きる家庭科、という文言をたくさん目にしました。
子どもの生活に生きる家庭科、てどういうことだろう?
理論や教科書の例では理解できるけど、実際の子どもたちの生活に合ってるのかな?
現実的に無理なく、子どもたちの生活に溶け込む生活の学びてなんだろう?
と家庭科について色々考えて過ごしていました。
そんなこんなで、自分で教室を主催する時に、家庭科教室と他の物作り教室の違いを決めておこう、家庭科の学びについて自分のルールを決めておこう、となんとなくですが子ども家庭科教室の学びのルールを決めました。
それが先に述べた二つです。
少し付け加えると下記のようになります。
*教室で使ったものを子どもたちが生活の中で自然と使いたくなる物作り
*教室での内容が家族のコミュニケーションに繋がり、少しでもその家族の生活に役立ったり生活が豊かになる事をテーマにする
私の教室で作るものは、基本的に小さなものが多いです。
収納の面から小さい物が多いのもありますが、ブローチやキーホルダーが多いのも、子どもたちが実際の生活の中で取り入れやすいと思ったから。
今、通ってくれてる生徒さんたちが将来、自身の生活を作っていく時に、少しでも生活が豊かに、楽しく暮らせる、そんな学びを提供できればと思います。
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