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〈実話ハートフル😊〉自分の葬儀の前に挨拶に来た幽霊



まず、
母マミコがなぜ、生まれた時から霊感体質だったのか
書こうと思います。




母の祖母、つまり、
私から見れば曾祖母にあたるのですが、
曾祖母の家は、
関西の方にある、
とある山(○○山□□寺みたいな)の
真言宗の某お寺の住職をしていました。



曾祖母の家は、母屋とお寺が渡り廊下で繋がって
いて、
孫のマミコも小さい頃遊びに行ったことがあり、
そこのお堂に布団を敷いて寝て、
不思議な異世界の雰囲気が、かなり怖かったらしいです。


私も10年ほど前に行きましたが(私は宿坊に泊まりました)、
山自体がいくつものお寺の集まりみたいでしたので、
山に入った辺りから、神秘的な空間に包まれたのを覚えています。
(今は、うちの親戚はそこの住職ではありません)




お寺の住職といえば、
視えるか視えないかと言えば、
まあ、視える方もいらっしゃると思います。
曾祖母の一家も全員、霊がみえたそうです。
そんな曾祖母から聞いた、
そのお寺に住んでいた頃の、こんなエピソードがあります。

今回はそのお話。



⛩️自分が元気になったと伝えに来た幽霊


ある朝、
曾祖母一家は、お寺の中の自宅で
家族揃って朝食を食べていたそうです。



季節は、初夏。


まだ明治か大正時代の話ですので、
涼しい風が入って来るように、
窓を開けて、家族皆でご飯を食べていたのですね。




その窓から、お寺の門が見えるわけです。





すると、そこから、
ひょい、と
近所の顔馴染みの明るいおじいさんが、
その日も明るくやって来ました。





明るいおじいさん「おはようございます!
お久しぶりです!(笑)」




曾祖母のお父さん(住職)は、
「あれ、最近ご病気でしたよね~。治ったのですか?」と。


曾祖母がみる限り、
そのおじいさんはどこから見ても元気そのもの。
その元気なおじいさんは、
曾祖父といくつかの言葉を交わし、
「じゃあね!」と
またひょいっと帰って行きました。




おじいさんが帰るなり、
住職である曾祖母のお父さんは、



「○○家の、葬式の支度をせねば」



とひとこと。



小さかった曾祖母は、
「あのおじいさんのご家族の誰かがなくなったのかな?」と
あさごはんを片付けながら聞いていました。





お父さん「なくなったのは、あのおじいさんだよ」




あの元気一杯のおじいさんは、
もうずいぶんと長く寝たきりで、
まかり間違えてもあんな元気に復活することは
ないぐらいに衰弱していました。



あの元気なおじいさんは、幽霊だったのです。





しばらくして、
そのおじいさんの息子さんが、
暗い顔をしてやってきました(暗い顔してますがこちらはちゃんと生きています)。




息子さん「実は、父が昨夜なくなりまして、
葬儀をお願いしたいのですが、、、」



はい、知ってます!
さっき本人きましたから!!!




とまあ、
母の祖母や曾祖父も、こんな感じで
霊感がありました。



母が、生まれながらに強力な霊感があったのは、
遺伝的に?わかっていただける、かなと思います。





今日の話は、ここまで☆




椿あんこ


追伸☆しかし、私には霊感なし!(笑)











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