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「向井葉月という希望」

26枚目シングル「僕は僕を好きになる」以降、梅澤美波と久保史緒里のシンメを安定的に見るようになりました。
しかし当初から僕の中では梅澤美波のシンメは大園桃子であるべきだと考えていました。
理由はふたりの関係性が大好きだったからです。
姉妹っぽくもあり、親子っぽくもあり、親友っぽくもある、そんな感じの場面を沢山見てきたからです。
梅ちゃんと桃子の絆の深さは先日の大園桃子卒業セレモニーや思い出ファーストMV公開によって更に感じることができましたが、同時にふたりがシンメにならなかった理由も感じとることになりました。
久保史緒里は乃木坂の為に本気になれる子。
本気というのは、ただ優しいだけではなくしっかりと駄目な部分への意見も言える子だということです。
そして梅澤美波は将来的にキャプテンになれる素質を持っている子です。
キャプテンじゃないにしても、未来の乃木坂をまとめていく役割にはなるはずです。
そんな梅ちゃんを側で支える者として、シンメの久保史緒里は適任だと今では認めています。
では、もしその2人が負担になったとき、どうしようもなく落ち込んだり辛いときは誰が2人の支えとなるのでしょうか。
そこに桃子がいれば、きっとその幸せな笑顔や優しい空気感に救われていると思います。
でもこの先に彼女はいません。
大園桃子がいない今、その役割を任せられる子が1人います。
3期生、同期の向井葉月です。
葉月は明るい笑顔、楽しい空気感を持つ子です。
桃子のそれとは少し異なるかもしれませんが、それに近いものを葉月は持っていると思います。
葉月の発する言葉には深い愛情が込められているし、素直だし、その気持ちに嘘がありません。
なにをするでもなく、そういうメンバーがいるという事実だけでも元気になれるし救われるような気持ちになるはずです。
そういった理由から僕は向井葉月のこれからにはとても期待しています。
4期生やこれから入ってくる5期生にとっても向井葉月の存在は心の拠り所になるんじゃないかなって思ってます。
何ヶ月、何年先かはわかりません。
でも確実にそうなるって言えるくらい葉月のメンバーへの愛は、きっと3期生の、いや、乃木坂の希望になれると信じています。
"乃木坂の塊になりたい"を真剣に目標としている彼女だからこそ、必ず。







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