新たなマーケティング戦略で成功したオルカン
日経トレンディの「2024年ヒット商品ベスト30」で「新NISA」&「オルカン」投資が第1位を受賞。2024年を象徴するニュースとなった。
プレスリリース:
“新NISA&「オルカン」投資” 日経トレンディの「2024年ヒット商品ベスト30」で第1位を受賞
2024年から始まった新NISA。18歳以上の人であれば利用可能な非課税枠がなんと1,800万円分として設定された金融庁が大盤振る舞いした神制度である。超有名なインフルエンサーが「新NISAは国家の陰謀だ!!!!」と言って再生回数を稼いでいるようだが「論外」とだけ言っておく。
2024年最後のnoteではこの「オルカン現象」をベースに私の資産運用の一部を皆さんに共有しつつ、2025年の更なる飛躍を祈念することとしたい。本日もお付き合いのほど宜しく候。
三菱UFJアセットマネジメント「BloggerMeeting(2024/12/19)」に初参加!!
前回はオンライン配信で参加したがやっぱりリアルで参加したかったのでリアル参加で申し込んでみた。「当たらんだろう」と思ってたらなんとまさかまさかの「当選」のメール連絡が!!ヤッホー!!!
主催者の三菱UFJアセットマネジメントさまの話では「告知期間が短かったためあまり集まらなかった」とのこと。結果的にリアル参加者は17名、オンライン参加者は161名ということだった。次回も絶対に申し込もうと思った。かなり倍率は低いのかも。今回だけ??
ブロガーミーティングの流れとしてはこんな感じ。
18:30~19:00 集合(控室のようなイメージ)
コメント:
なんと軽い夕食(弁当)をご用意してくれていた。これには驚いた。食べながら社員さんとブロガーさんとの雑談という感じ(皆さん折角なので自己紹介タイムがあればなおよかった)。ノベルティグッズもかなり用意してくれて「ファン」を大切にする姿勢を強く感じられた。単純に嬉しかった。
19:00~20:00 ブロガーミーティング(別会場に移動※初めてブロガーミーティングとして使用するようで社員が利用する共同スペースラウンジのようだった。外の景色は絶景だった!!)
コメント:
開始5分前にミーティング会場に移動。司会はカスタマー・コミュニケーション部野尻広明さん。
プログラム内容は2つ
1.「eMAXISslim一部ファンドの信託報酬率の引き下げについて」(マーケティング部門長 常務取締役代田秀雄さんによる)
2.「株式相場下落時の投資行動や情報発信について」(野尻広明さんによる)
3.Q&A
20:00~21:00 参加者懇親会
コメント:
終了後は、同会場で軽く立食形式の懇親会までご用意してくれた!!!そしてまさかまさかの大好物のアルコールまで!!!代田秀雄さんも非常に気さくな方で(話せなかったのは残念(汗))ワインまでご提供してくれた(飲めなかったのが一生の後悔)。社員さんとも色々な話が出来て大満足だった。
プログラムの内容について(要点をちょこっと)
簡単にまとめる。メモしたことを中心に。
1.信託報酬の引き下げについて
・2025年1月からS&P500の信託報酬を引き下げる。ただしあくまで我々は運用コストを重視。
・広げる。増やす。繋ぐ。(この辺メモできず)が大切である。
・受益者還元をこれからも最重要とする。
・純資産が増えることは投資家と我々にとって良いこと。運用コストが下がる可能性があるため、どんどん純資産が増えてほしい。そのためにも口コミ戦略は継続する。
・今後もeMAXISslimシリーズは運用コストの業界最低水準を目指し続ける。指標はあくまで「運用コスト」!!!!ここ大切。
・投資信託は「規模の経済」の典型的な商品。純資産が増えるほどよい。
・規模が増えてもコストは変わらない。そこに運用コストを下げられる可能性を秘めている。
・安泰のように見えるオルカンをはじめとするeMAXISslimシリーズだが、我々が今目指していることはイギリスのISAを超える新NISA加入者数。イギリスでは国民の4割が保有しており、それを日本に適用した場合4,000万人が新NISA口座保有者となる。ただそれではイギリスと同等で芸がないので新NISA口座開設可能資格者の5割が加入することを目指す(5,000万人!!!)。
・我々の戦略は大々的にCMを流すことではなかった。あくまで「対話」、「口コミ」効果。eMAXISslimシリーズ発売当初から一貫して戦略は変えていないが2024年ようやく日の目を見た。間違っていなかったしこれからもあくまでファン、ユーザーと密にコミュニケーションを取りながら「口コミ」効果を有効に使って顧客を増やしていきたい。
2.相場下落時の投資行動について
・8/7発信の代田秀雄さんの緊急メッセージが全て。是非とも再読してもらいたい。資産運用は上がる時もあれば下がる時もある。それが常識。今回のプチ暴落はいい勉強になったはず。こればっかりは実際に経験してみないと感覚はわからない。これからの長期投資に必ず活きてくる。
参考URL:
2024年8月8日 オルカン、S&P500に投資されているみなさま
「相場の乱高下を乗り越えることで投資家としての力量が高まる」
三菱UFJアセットマネジメント株式会社常務取締役マーケティング部門長代田秀雄
・新NISAのオルカンやS&P500を日本が買い続けることによるキャピタルフライトなる議論は無理筋。為替に影響を与えるほどのインパクトはない。これもオルカンを貶める話か。キャピタルフライトの影響はよくわからないが、日本人が外国株式(インデックス)に投資して運用益が出てくることによって日本での消費マインドに火がついて日本の国内消費を底上げすることになるから日本経済にとっても普通に考えてプラス効果ということで理解可能。
→前回のオンラインミーティングでも代田さんは力説していました。参考までに当時私がエックスで拡散したポストを貼っておきます。
三菱UFJアセットマネジメント・eMAXISslimシリーズ(オルカン)の凄さ
eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)
何が凄いのか。
投資の基本である「長期」「分散」「低コスト」をこの1本で達成できることに尽きる。とにかくありえない低コストであることは強調しておきたい。
インデックス指数は、 MSCI オール・カントリー・ワールド・インデックスを採用。
MSCIInc.が開発した株価指数で、世界の先進国・新興国の株式で構成される。時価総額がベースとなっており、世界株式市場の平均指数とされる。
投資戦略としてあくまで市場平均を愚直に獲るという戦略である。決して高望みせずに「市場平均」を狙う。これこそがインデックス投資の基本戦略である。
昔は日本株式、海外株式、新興国株式、先進国株式など別々にインデックス銘柄を購入しないと分散投資できなかったが今では「オルカン」一本で事足りる。
投資は極力シンプルが正しいと思う。やることは至って簡単。オルカンのみを定期的に購入し市場に参加し市場平均を狙うことだ。こんな簡単に誰もが分散投資をできる時代が来るとは思ってもみなかった。これからは迷わずオルカンで年利5%を狙うことこそ長期投資戦略の王道だと思う。
代田秀雄さんと握手して感じたオルカンのこと
“ファンづくり”が奏功し、インデックス投信の“王者”となった「eMAXIS Slim」が描く次の戦略は…
懇親会終了後になんと会場出口で代田さんが参加者との最後の挨拶のために待機してくれていた。夜も遅いのに。。。私はすかさず「握手」攻撃!!!!なんとeMAXISslim生みの親・代田秀雄常務と生握手ができるなんて。ぎょえ~~~
「いつも動画を見ています。これから引き続きよろしくお願いいたします。」と一言言って懇親会は終了した。ファンを大切にする「オルカン愛」を感じた3時間だった。
オルカン現象は、三菱UFJアセットマネジメントの「ファンづくり」による商品PR戦略が成功した一例だと感じている。 2018年頃からスタートしたeMAXISslimシリーズの拡販は、オールドメディアは一切使わないコアな顧客を地道に拡大する「ファンづくり」戦略だったのだ。時間はかかったが、新NISAのスタート元年とも相まって大成功したと言ってよいだろう。
2025年以降もアメリカトランプ大統領就任およびイーロン・マスクがDOGE長官に就任することにより、世界的にもオールドメディアは解体・衰退の一途となるだろう。今後、企業の営業戦略として、オルカンと同様に個人による拡散(SNS、youtube・・・)が重要なツールとなることは間違いない。なんせイーロンマスクがアメリカの政権の中枢にいるんだから(笑)
企業の栄枯盛衰はもはや「SNS個人型拡散戦略」を上手に使いこなせるかにかかっていると言えるのではないだろうか。
その点三菱UFJアセットマネジメントさまの血の滲むような企業努力にはただただ驚く他なかった。代田秀雄さんの謙虚さ・人間性・そして熱意を真近に見て応援する気持ちがさらに倍増することとなったことは言うまでもない。
代田さんの手は力強く私の手を握り返してくれた。本当に感謝しかない。
オルカンとの出会い
私がeMAXISslim全世界株式オールカントリーの存在を初めて知ったのは2018年頃だったと記憶している(かなり遅い)。その時はiDeCoを始めようとiDeCo口座を開設した際にSBI証券で購入可能な投資信託を無作為に選んだうちの1銘柄が「オルカン」だったというオチである。
何が言いたいかと言うと「オルカン」の凄さを知らずにたまたまiDeCoで積み立てていたという愚か者ということである。まさかこんなに大ブレークするとは思っていなかったのが正直な感想だ。
その後iDeCoなんてほったらかし投資だから資産運用状況もほとんど確認することもなかった。そんな日々が続いた。
そうこうしているうちに人事異動や精神的な病に苛まれ資産運用への熱意も消失した時期が数年。
悪夢の日々だったが神様の思し召しか「時間」が悪夢を解決してくれた。好奇心旺盛な自分が戻ってきたある日、中学生時代に読んだ経済アナリスト「山崎元」さんが後藤達也さんと対談した動画をたまたまyoutubeで見て「オルカン」が心に響いたのだ。
そして新NISAのスタートである。実は2024年1月の積立て投資は実はオルカンではなかった。それこそ、外国株式、先進国株式、国内株式のインデックスを個別に買っていた。真面目にアセットアロケーションを考えて投資信託銘柄を分けて積み立てていた。
しかしながら、水瀬ケンイチさんのX(スペースを含む)やブログ「梅屋敷商店街のランダムウォーカー」、2024年度インデックス投資ナイト、そして山崎元さんと水瀬ケンイチさんの共著「ほったらかし投資術(改訂版」を読んで調べてオルカン一本への投資に大幅に戦略を変えて今に至っている。
神本2本!!万歳!!
1.お金は寝かせて増やしなさい(改訂版)著者:水瀬ケンイチさん
2.ほったらかし投資術(全面改訂第3版)
私のインデックス投資の師匠は水瀬ケンイチさんと山崎元さん
オルカンへの信頼度を高めてくれたインフルエンサーは間違いなく水瀬ケンイチ(@minasek)さんと山崎元さん(@yamagen_jp)である。何度でも言う。間違いない。
前述の2冊の本は私の資産運用の永遠のバイブルであり神本だ。2025年以降、資産運用に興味がある方は是非とも年末年始に読んでから安心して2025年投資をスタートしてもらえればと思う。
私の2024年の資産運用結果
具体的な含み益の金額を出すことは避けたい(〃艸〃)ムフッ
現時点での損益率を共有したい。ただオールカントリーの場合、年利回りは5%であることはデータが証明している。したがって2024年は異常値ということだけは頭に入れておきたい。
ちなみにアセットアロケーション(各投資別)はこちら。
新NISA
15.26%
コメント:
積立投資枠&成長投資枠ともにeMAXISslim全世界株式オールカントリー(日本含む)
iDeCo
54.50%
コメント:
eMAXISslim全世界株式オールカントリー(日本除く)
持株会(個別株)1銘柄
44.55%
コメント:
ノーコメント。
債券(社債)
日本企業社債
外国企業社債
コメント:
社債が意外と多い。まあ安定投資だね。配当金(利子)目当てで平均で利率1.8%くらいか。
今後は変動金利10年日本国債にシフトしていきたい。2025年以降社債の魅力は格段に落ちていくだろう。
金投資
100%
コメント:
まぁテスタさんも言ってたけど下がる理由が見当たらない。
保険
学資保険
生命保険
年金保険
コメント:
毒キノコである今年医療保険(掛け捨て)を解約した。食べ終わらなくてよかった。
私の2025年の資産運用戦略
新NISA
成長投資枠、積立投資枠を満額で攻める。
コメント:
引き続きeMAXISslim全世界株式オールカントリー一択にて投資する。
ちなみに成長投資枠は年初一括、積立投資は三井住友プラチナプリファードによるクレジットカード払いでVポイントを確実に貯める。
紹介を希望される方はメールをください(笑)
iDeCo
引き続きeMAXISslim全世界株式オールカントリー(日本除く)一択にて投資する。
コメント:
iDeCo積立額増額(月額23,000円⇒月額62,000円」)には可能な限り柔軟に対応したい。
持株会(個別株)
引き続き継続する。
コメント:
ノーコメント
債券(社債)
コメント:
金利がある日本に回帰するのは明らかである。現在保有している社債の満期後は徐々にインデックス投資信託に資産運用先をシフトする。場合によっては変動金利10年国債にも投資予定。
保険
コメント:
年金保険は折を見て解約し、インデックス投資信託に資産運用先をシフトする。
学資保険も折を見て解約し、インデックス投資信託に資産運用先をシフトする。
リベラルアーツ大学・両学長(@freelife_blog)が主張されているように基本的に保険は「毒キノコ」である。拾ってしまったのでしょうがないが一日でも早く処分していく。
これからも新NISA&iDeCoのインデックス投資は止まらない
個別株をして後悔して資産が全然増えないことに悶々としていた20代。もはや過去は振り返らない。「後悔先に立たず」
「一日も早く市場に参加してじっと耐えて待って市場の平均を狙う全世界株式インデックス投資を続ける」
これは永遠に終わらないそして変わらない私の王道の資産運用方法である。
元気が出るそして明日から笑顔になれるポジティブソング ‐Prince「Last December」-
元気が出るそして明日から笑顔になれるポジティブソング2 -TM NETWORK 「Get Wild」-
元気が出るそして明日から笑顔になれるポジティブソング3 -Official髭男dism 「Same Blue」 -
2024年は赤ワインのおいしさを知った年でした。2025年ももっとおいしい赤ワインが飲めるように日々コツコツ資産運用を継続していきます。皆さん2025年!!良い年をお過ごしください。