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北海道出身。当別に魅了される。

道産子である。道産子といっても今の時代もう通じない?北海道だ。でも大学からは関東で生活し今に至る。北海道出身といっても知床も奥尻も礼文も稚内も行ったことはない。そんなもんだ。なんせ北海道はデッカイどう。

夏休み、北海道を楽しんだ。ススキノじゃない。エスコンフィールドでもない。

当別だ。なまらいいべさ。

さあ!北海道が好きになる(道産子が好きになった)当別を今日は番外編でnoteしよう。どうぞ。(少し長すぎた?)




糸口真子アナウンサーがきっかけ。

元道民だけど今、旬の北海道の名所なんて知らない。だから帰省してもさっき書いたような未知の地には基本足を運ばない。近場で済ます。今年もその予定だった。

でも。

民放テレビ「みんテレ」にやられた。この番組で特集されていた当別に新しく出来た2023年8月4日グランドオープンの「ロイズカカオ&チョコレートタウン」がめちゃくちゃ良さげだったので、一瞬にして「当別に行こう」と頭の中が占領されてしまったのである。

絶対行こう。

糸口真子アナウンサーのファクトリーでの一写真



ロイズ「カカオ&チョコレートタウン」わかりやくチョコに魅了される

一見の価値がある見ごたえがある工場見学だ。これから中国人団体客が押し寄せ爆買いすることは必至だと思う。場所も良いしなんせチョコレートだ。嫌いな人も少ないし世界共通の定番のお菓子でもある。そして北海道断トツの売り上げを誇る「ロイズ」様である。

興味ある人は中国人が大量に日本に来る前に行くのをおすすめする。

チケットは事前に時間指定で予約&購入すべし。

工場入口に入るといきなり「チョコレートショップ」。ここは買わずに我慢してファクトトリーへ!

それでは写真で紹介するファクトリー工場だ。

カカオファーム!!
ファクトリー内は歩きやすい
展示品も写真がきれいでキャプチャもわかりやすい
実際にカカオ豆園にいるような気分
カカオ豆園の全貌
実になる確率は?

なんと、チョコレートの原料「カカオ」は1本の木に1年で数千~1万個の花が咲き、そのうち実になる確率はなんとわずか1%!!!!貴重なチョコレートやんか!!

カカオ豆の品種は基本3品種
工場は未稼働だった
ロイズらしいお洒落なシアター入口
出口付近にはチョコレートマニアが集めたチョコレート包装紙が多数展示されている。
なんとこの人、死ぬまでに数tチョコレート食べたみたい。
ロイズ創業は「札幌市東区」どこだろうか
出口前にある入場者のための思い出作り用メッセージツリー。
一人ひとり思いのたけを書いて壁に貼れる!

おすすめは、1人1回挑戦できるロイズチョコレートがもらえるグルグル大回転。工場体験ゾーンのどこかにある「グルグル」を探せ。

コツは出来るだけたくさんグルグルすること。そうすると良いことがあるかも。

出口を出ると最初に見た「チョコレートショップ」。なんかチョコレートが愛しくなる。工場全体の展示のセンスも幼児が見ても楽しめるし、とてもわかりやすく作られている。満足度は高い。おすすめだ。

チョコレートはグルグルするとご利益があるね。あはははは。


ロイズカカオ&チョコレートタウン

ロイズカカオ&チョコレートタウン外観「周囲は当たり前に平坦で大自然だ」

【開館時間】
10:00~17:00(最終入場は15:00まで)
※不定休
※1Fショップは9:00~18:00 営業
※状況により変動あり
入場料
大人(高校生以上)1,200円
こども(4歳~中学生)500円
3歳以下 無料
障がい者手帳をお持ちの方 500円(付き添いの方お一人様まで500円)
入場は事前予約制

【住所・アクセス】
住所:〒061-3775 北海道石狩郡当別町ビトエ640-15
TEL:0570-055-612
※札幌市中心部から車で40分、新千歳空港から車で1時間20分

北海道ふとみ銘泉「万葉の湯」いいぞこの温泉。

北海道といえば温泉なので「当別」にある温泉をリサーチしてちょっと昭和チックだけど、ここくらいしかないからここに決めた。いざ出陣!!

昭和の匂いぷんぷんの「ふとみ銘泉万葉の湯」

建物は残念ながら古い。やっぱり昭和(笑)
でも温泉はびっくりするぐらい「名湯」これはすごいぞ。ふとみ銘泉。昭和昭和とおちょくってスンマセン。

マジで泉質よし!サウナよし!大浴場よし!大浴場からの景色よし!混雑具合よし!言うことなしの満足度が高い老舗温泉だった。加水なし(加温あり)の一応源泉かけ流しと謳っている。許す!
湯色は何となくモール温泉のようなこげ茶色。それもまたよし。


ふとみ銘泉 万葉の湯
【入湯料】

大人(中学生~59歳まで)1,600円(税込)
シニア(60歳~))1,550円(税込)
子供(小学生)660円(税込)
3歳以上の幼児220円(税込)
※入浴料・浴衣・バスタオル・タオル・館内利用料金の セット割引料金

【営業時間】
10:00~翌9:00(23時間営業)

【住所・アクセス】
住所:〒061-3776 北海道石狩郡当別町太美町1695-67
TEL:0133-26-2130
※JR学園都市線太美駅より徒歩5分/JR札幌駅より車で約45分


北欧の風「道の駅とうべつ」ここはスウェーデン。

ドライブといえば「道の駅」だ。当別にもできた。新しい。
とても居心地が良い道の駅だった。

北欧を意識した道の駅外観

それほど大きくないけど十分当別らしさを感じられる道の駅だった。朝早かったためレストランはまだ営業していなかったがおいしそうなお洒落なお店が多いように感じた。

外を見るとそこは北海道だ。気持ちがよい。

道の駅も「雄大だ」
一日ここに座っていても飽きない感じ。気に入った。

ここに行けば当別はマスターできる。十分すぎる情報が置いてあるから迷ったらまずは道の駅へ!
当別紹介ガイドブック「ユルタビとうべつ」も内容が素晴らしい。

癒しの町でこころときめきまくった。

ちなみに「おやすみなさい」ならぬ「おやすみな祭」が開催されるらしい。ネーミングGood。

おやすみな祭~。キャンプ場へのご招待

道の駅の中はこんな感じ。

きれいにまとめてはります。
天井が高い。
当別米の「焼きリゾット」と当別小麦の「生パスタ」がおすすめ。
入口には当別町MAPが。縦に広いんだね。

当別最初の観光場所が、ここ「道の駅とうべつ」でよかった。当別って面白いとワクワクさせてくれたからだ。今度は道の駅にあるカフェ・テルツィーヤで焼きリゾットをいただきたい。


北欧の風 道の駅とうべつ

【営業時間】

11:00~17:00 (17:00~は予約で受付)
定休日:月曜日・火曜日

【住所・アクセス】
住所:〒061-3773 北海道石狩郡当別町当別太774番地11
TEL:0133-27-5260
※JR札幌駅から車で約40分

~紙ひこうき~ 手打ちパスタと自家焙煎珈琲に癒される。

ランチはどうしようか。道の駅にもよさげなレストランがあった。カフェ・テルツィーナ(堀川秀樹シェフプロデュース)、当別うどんかばと製麵所などが選択肢にあったが、なんせ「混雑」が大嫌いなのでできるだけ人が少なそうなところをセレクトした。うどん屋は混むらしい。

紙ひこうき。 

電話してみると「大丈夫ですよ」との声。決まり。

地元で採れたおいしい前菜だった。激うま。
メインの手打ちパスタは先に箸が出てしまい写真無し。

事前に電話したかいがあり、ぎりぎり売り切れ寸前の手打ちパスタをいただくことができた。

前菜~食前のパン~メインの手打ちパスタ(トマトソースうまかった)~最後は自家焙煎のコーヒー

これで1,300円は安すぎる。満足度200%だ。


紙ひこうき当別店(本店は札幌市大通公園近くにあり)

ロイズタウンから車で15分の閑静な住宅街にある紙ひこうき。ログハウスが印象的。

【営業時間】
11:00~17:00 (17:00~は予約で受付)
定休日:月曜日・火曜日

【住所・アクセス】
住所:〒061-0222 北海道石狩郡当別町元町140
TEL:0133-23-4005
※札幌市から車で40分。ロイズカカオ&ファクトリーから車で15分



石狩川を越えるとそこは北欧の世界(でも行くのと住むのは別物)

石狩川はとても馴染みがある川だけど、札幌大橋を通過する時に見た石狩川に感動してしまった。でかい。

流域面積がとんでもないぞ、石狩川

石狩川ってすんごい川だと後で調べて知った。
北海道中西部を流れ日本海へ注ぐ石狩川水系本流の一級河川である。流域面積は 14,330km2 で利根川に次いで全国2位、長さ268km は信濃川、利根川に次いで全国3位で、日本三大河川のうちの1つに数えられている。北海道遺産に選定されている。名前はアイヌ民族の言葉からきている。

Wikipediaから


このとんでもない川を越えると北欧・当別だ。北欧。うん北欧スウェーデン。

これは旅行あるあるだけど「観光」と「定住」は全くの別物だ。
よく聞くのが「北海道いいよね~」、「壮大でいいよね~」・・・etc。

騙されてはいけない。北海道は雪が降り1年の半分は雪の世界である。雪なんて「雪害」と言われるほど嫌われ者で無駄な自然からの贈り物だと考えている(winter sports好きの方は全く気にしないだろうけどね)。

その覚悟があれば前向きに検討してもよいのかもしれない。
ただ北海道の借金は実質公債費率で47都道府県でワースト1。
現在の借金も約6兆円。。大丈夫か北の大地・北海道・・・。

2022年度末道債残高なんと約6兆円・・・・。

観光ではこれは理解できないだろう。改めて伝えたい。「観光」と「定住」は全くの別物だ。

ちなみに今年北海道に行って感じたことをいくつか列記する。

・全体的に道路が傷みガタガタ・ボツボツ。でも平坦で周囲は雄大な景色。
・札幌市中心部を含む千歳市、当別などの建物の老朽化が著しい。

やっぱり借金自治体「北海道」だと理解した。


報道も例の「ススキノ殺人事件」と「蘭越町の蒸気噴出事故」の2台巨頭だった。なんか残念。天下の北海道新聞(どうしん)もローカル色強すぎてがっかりした。がんばれどうしん。無理だけど。

でもでもまた来たいと思った当別だった。素晴らかった。楽しかった。おすすめだ。ありがとう当別。


酷暑に負けない北欧の世界に浸るポジティブソング-ABBA-「SOS」

北欧といえばもちろんスウェーデン。スウェーデン出身のシンガーといえば世界的に有名なABBA。自分も北欧系の歌手は大好きでよく聴きます。enya、ace of base、The Corrsなどなど。
個人的にはThe Corrsが一番好きです。でもアイルランド出身でした。。。なのでABBAで元気になりましょう。



番外編:やっぱり大好きなアイルランド歌手-The Corrs- 「The Right Time」

高校生の時のヘビーローテーションだった。いいよね。



追伸:なぜかよく行く地元なのにめちゃくちゃ快適な旅だった訳

その訳1:「一切マスク着用を強要されなかった」(やっぱこれだよ!!)
その訳2:「関東よりも1℃~2℃温度が低かった」
その訳3:「見渡す限りの大自然かつ平坦な道路に疲れを感じなかった」
その訳4:「台風の影響もなく予定通りのんびりと過ごすことができた」

それではまた来週、この場所でお会いしましょう。noteで!!ごきげんよう。

追伸の追伸:当別町でこれだけのボリウムかよ。マジでよかったよ当別。

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