恋愛だって、パンツは脱ぐべきだ。
本当は内緒にしてるつもりだったんです。彼氏が出来たこと。
こっそりと様子を窺いながら、久しぶりの恋愛をしようと思ってたんですが、「それはコリンのやることじゃない」とハッパかけられまして、昨日、彼氏が出来たツイートしたら、想像を絶する(言い方)数のお祝いをいただきました。
だったらもう、全部リアルタイムで記録していこうと思いました。
人生コンテンツにして、身を切り売りしてやってきました。ここで、思い切ってパンツ脱がないで、恋愛でパンツ脱がないで、一体いつ脱ぎどきが来ると言うのでしょうか。
脱ぎ癖はつけておいた方がいい。たぶん。
正直、臆病になっていました。
とっても、臆病でした。恋愛なんてもう縁がないとまで思ってました。
今の自分の状況や、環境や、夢を考えると、恋愛の優先順位はどんどんと下がっていって、そこになんとなく安心しながらも、言いようもない虚無感があったのは事実です。
彼氏はいないながらも
やることはやってましたが
彼氏が出来るのは、実に1年と3ヶ月ぶりです!
ウ、ウェーーーーーーーーーーイ👏
それでは、いかほどの需要があるのかは知りませんが、もう開き直った私は馴れそめを、まだ滴るほどに記憶が鮮明なうちに書き留めておくことにしました。
久しぶりに開いたtinder
実は、以前の彼氏も出会いはtinderでして、「愛が重い」と振られたあとに、腹いせで課金してやりました。「tinderの申し子」という痛々しい名前でTwitterアカウントを運用しておりました。(今じゃとんだ黒歴史w)
その時の振り返りは、長すぎるこのnoteの11月編をお読み下さい。(オススメは1月~4月編ですw)
まぁ、そんな自分のnote宣伝はこれくらいにして、その時以来に久しぶりにアプリを起動しました。
写真変えてヘビを首にまいた写真なんぞを載っけて、半分おふざけでした。それが1月11日のことです。
なんとなーく男性陣を眺めながら、左にばっかり指を動かしていたんですが、まぁ何名か気になるかもーって人をみつけて。
その中で、結構面白そうな経歴の人がいました。なんだこの経歴、どうしてそうなった、みたいなやつで。顔はね、あんまりわかりにくいやつだし、タイプでは全然なかったんですが(ごめん)とにかく、経歴に釣られました。
で、右にスワイプしましたら、なんとマッチしたんですよ。ヘビ巻いて、渡航歴を国旗で飾り立てた、ふざけたコメントしかのせてないこんな女にですよ。
好感度の高いメッセージが来た。
すぐにメッセージが来ました。
「渡航歴すごいですね!アフリカを歴訪した方は初めてです」
おうおう、国旗でよく分かるな、と思いながら返信しました。
「社会科が一番好きです」
という、わかるような、わからないような返事が来ました。
「きっかけは何だったんですか?今まで何回も聞かれてると思いますが(笑)」
この後半の補足が大変に好印象でした。
刺激が欲しかったんで。という謎の回答にもかかわらず、
「かっこいい!行くだけでなく、現地の格好してへびを首に巻いてるのを見て、どっぷり浸かってきたっていう感じがいいですね。もしよければゆっくりお話し聞かせてもらえませんか?」
なんてきたですよ。
「私のでよければー」って返事してそのまま忘れてました。その時結構メッセージいっぱい来てたんで。(酷)
そうしましたら、翌日改めて
「ご飯でもと思ったのですが・・・?いかがでしょうか?」
と追いメッセージが。
謎の上から目線の私。
そこからも、私の都合にすべて合わせようという姿勢が全力で出ているメッセージにおうおう、良いやつじゃの。苦しゅうはないぞ。と思っておりました。
好きなお酒のリサーチのもと、横浜の大変に小洒落た、しかしながらリーズナブルなワインのお店のリンクが、送られてきまして。
なんじゃ、なんじゃ、出来るやつじゃの。ふむ、この店は気になる。行ってやってもよいのぉ。
と判断しました。で、会う約束をしました。それが14日のことでした。
前日も丁寧にくるリマインド。
そして当たり障りのない話を一日一通するかしないかで迎えた前日。
「改めて、明日は宜しくお願いします。お店は19時半に予約をとりました」
とご丁寧なリマインドメールが来ました。
この時点までずっとtinderのチャット機能を使っていたんですが、不具合で受信通知がめちゃくちゃ遅かったりしたので、実際に待ち合わせをするのだから、とLINEをこちらからお伝えしました。
ここまでが、まぁいわば出会いのきっかけから流れです。
そして、待ち合わせ当日。
人見知りの私はですね、初対面の人と2人きりで飲みにいくなんていう状況に耐えきれず、濃いめのレモンサワーを2杯をドーピングしてまして、エンジンは暖まっていました。
電車が遅れて10分ほど待ち合わせに遅れる旨を全力で謝られたりしながら、初めましてをしたわけですよ。
第一印象
「うん、普通。真面目。タイプではやっぱりない(酷)」
でもなんていうか、大型犬みたいでワフワフしてました。体格良い人は嫌いではありません。
予約してくれていたレストランに入り、まずはシャンペンで乾杯という、またまた小洒落たことを炸裂させながら、まずは私の旅行の話になり。
ワインを何を頼もうか、という段階でせっかくだったら「南アフリカ産」にしようと提案してくれたり。
気になっていた例の経歴の話も聞け。
まぁ先走ってエンジン温めておいたとはいえ、そこからも話題は永遠に途切れることなく、気づけば前菜を頼んだだけで2時間半も話してました。爆笑しながら。
そもそもタイプではないからか、とにかくまったく飾らないぶっちゃけ話を最初から出来る人でした。
・私の婚約破棄の話
・高校時代のめちゃくちゃバンギャだった話
・仕事の話やこれからやりたい夢の話
・田舎に畑を持って自給自足の最低ラインを確保しておきたい話
なんかもう、気づけばほぼほぼ人生話し終えてました。
このまま一緒にいましょう。
初めましてから2時間後には、
「こんなに話があって、価値観や考え方が似ていて、食やお酒の好みも合う人はなかなかいないから、もうこのまま一緒にいましょう」
となってました。それを、どこまでもすんなりと受け入れられました。
交際0日、手も繋がないまま、
私達はほど近い将来の結婚を決めました。
「悪夢」も「幸せな夢」もあるからこそ
2軒目行って、終電逃して(実は彼の住まい、横浜から1時間半も離れてました。作戦だったのかな?笑)朝に別れて、その日の夜にまた会って。
夜にドライブデートしながら今度はシラフでいろんな話をして、深夜にマクドでポテトをつまんで、死ぬほど笑いながら抱き合って。
翌日は、昼間のデートをようやく楽しみました。
腹筋がよじれるような話も、下らない話も、下品な話も、真面目な話も、なんでも出来る。なんなら全裸で出来る。
結婚の話も、離婚の話も、子どもの話も、あらかた済ませました。
別れるかもしれない未来も含めて、合理的に話が出来るのって大事だと思うんです。
他人だからこそ、駆け引きもなく、腹を割って、打算も交えず話あいたい。
私は恋愛においては「甘さ」はベッドの中だけで充分なんです。いや、甘さや夢の中を存分に楽しむためにも、地固めをしておきたい。
だって、未来は不確かなもので、理不尽なもので、それでもやっぱり人は「幸せ」にすがって生きていくのだから。
明日振られても、明日振っても、世界が突然瓦解したとしても、「絶対になくならないもの、嘘にならない時間」を大切にしながら、でも出来るだけ長い時間、この人と一緒にいたいと思います。
明日は4回目のデートです。
ちなみに本日24日で出会って1週間です。
今の目標は一緒に「暮らすこと」
住むのではなく、「暮らす」という単語を選ぶ彼のことがとても好きです。
アイキャッチの写真は、この方です。
もし結婚することになったら、結婚式はしないかわりに、彼女に写真を撮って貰いたい。