形成外科専門医資格を持つ女性医師えりおが「保険診療」対応してない美容皮膚科を信用しない理由
アメブロ驚愕のオンライン会議ってタイトルで書いたらウケたネタ、続編もウケたのでこちらでシェアします。
「オンライン美容皮膚科」から引き抜きのメールがきて、
話聞いたら、肌のちょっとした悩みあるんだけど、病院に行くのはめんどいって人と、オンラインでチャットして、「保険適用外」のお薬のセットを「処方」するってんで、
そいつらとオンライン面談したら、
とてもじゃないけど、人前で外来できねーよそれ、的な、しかも皮膚科が専門でもなんでもない、そもそも何科でもいいけど外来の経験あるんですかあなた!?みたいな男性医者が「責任者」です、って出てきてマジかよw
ってなり、
肝心の診療クオリティーはどうなんだ?
結論から言うと、
やっぱり
保険診療をまともにできない美容皮膚科では「絶対」勤務しないと心に誓いましたww
「保険診療=基礎の基礎」がなってないところで仕事って、
土台の骨組みのないところに家建ててるようなもん。
一見、見栄えはするかもだけど、結局は、欠陥住宅w
欠陥住宅の建設に進んで関わるバカはおらんでしょうよ。
「処方セット」も「すべては見せられません」とほざいてきて、
「一例だけ」拝見しましたが、
もうすでに、ツッコミどころ満載。
てかこれ、保険診療で10分の1の値段じゃね?状態。
しかも「研修」2時間ですって。
それに対して給料は出ないと。
その2時間でエムスリーの記事1本書けるんですけど。
さらに、
自分よりおバカな医者の下で働いて、
今の給料の半分で勤務って、
バカじゃないのw
治療法から何から、ツッコミどころ満載なので、
こりゃ、本気で相手しても弱いものいじめになるだけだなって、
皮膚科の研修医でもわかりそうな簡単なところ、ちょっとだけつついてやったら、もうそんな程度の?って基礎的なことですらまともな反論もすることもできず
「先生と仕事するのは難しいかと思います…」と、白旗あげてきた。実につまらん連中でした。
そもそも、こちらは、おたくと仕事するつもりなぞさらさらなく、
ブログのネタを収集してるだけですけどねw
「薄利多売」な保険診療、それでもどうして大切か?
私はどこにも所属していないし、どのドクターとも、何のしがらみもないのでw
遠慮なく「暴走」させていただきますww
保険診療をしていない=「後始末」ができない
「後始末」ってのは「副作用」や「万が一の何か」が起きた時にも対応できるか、ってこと。
「万が一の備え」がない、ってのは、
タイタニック号と同じ、ってことだよ。
航海するのに、救命胴衣も、救助ボートも積んでないんですね、ってこと。
医療保険というのは「生命活動に支障をきたす場合」に適応となります。
シミやシワは、それ自体が生命を脅かす事項じゃないので、保険適応はできない、つまり保険適応「外」ですが、
シミのレーザー治療により「かゆみ」「痛み」が生じた場合は、それは「生命活動」に支障を及ぼす事態なので、各種医療保険を適用した保険診療の対象となります。
つまり、美容皮膚科の施術事態は保険適応外でも、
美容皮膚科の施術によって起こった「副作用」は保険適応。
なんで?って、知らないよ、そう国が決めたことなんだからw
そしてそして、
副作用を「想定」しない医療行為なんて、ありえないでしょ、ということ。
船だって、飛行機だって、そりゃ、そう沈没したり、落ちたりすること、ないように運用するのが大前提ですよ!?
けど、
船には人数分の救命胴衣や救護船を必ず搭載しているし、
クルーズでは必ず、乗船後に避難訓練をしなきゃならない。
飛行機だって、離陸前に「緊急時」のもろもろついて、ビデオ流すじゃん。
船長やパイロットはもちろんのこと、クルーやCAさんも「万が一」の事態を想定して訓練、受けるじゃん。
私はもともと形成外科なんでね、メスを握る人間ですから。
切る前、切る時、切った後、
それぞれにおけるプランABC、
あらゆる事態全く想定できずに「人にメスを入れる」なんて、あり得ないんですよ。
それは医療でなく、たんなる傷害罪でしょ。
じゃあ、美容皮膚科はどうか。
レーザーしました。赤みが出ました。火傷かも!?
診断すらできずに
「それは”皮膚科”行って診てもらってください」
平気で言うとこあるからねw
オマエ、何科だよ!?ww🤣🤣
あと、アトピー・敏感肌の人に
「脱毛レーザー当ててもいいか、かかりつけの皮膚科で聞いてきて」
エステだったらしょうがないけど、
医療脱毛でそう言われた、と言われた日には、
「そこ、解約したほうがいいよww」
って、全力で説得してます。
あたしの「考え」って言うのは、
美容皮膚科は薬でかぶれたり、
レーザーでやけどしたりするリスクがある。
と、
まあ、それはいいですよ。
であれば、
「かぶれ」と「やけど」の診断と治療ができない医者が、
「かぶれ」と「やけど」のリスクがある治療をやっていいんですか?
ということで、
美容皮膚科の「後始末」まで対応する、
イコール保健診療をするということができない状況で、
美容皮膚科の施術なんて、私はすべきじゃないと思うし、
信用しないですよ、そんなとこ。
100歩譲って、保険診療をやってないにしても、
皮膚科か形成外科の専門医資格を持っている医者が常駐していていて、なんかあった時、本来は保険適用して出す薬を自費で出せる状況にある、とかならまだマシですが、
副作用起きたら高くつきますよ、って展開許せるんですか?
最近、あたいの勤め先でやたらと受ける案件が、ピアスがらみのトラブル(膿んだ、ピアスが埋まった等)なんだけど、
これも、
ピアス開けるのは保健適応「外」だけど、
ピアス開けたことによって起きたトラブルは保健適応。
私の哲学を当てはめると、
ピアス開けやるんなら、
ピアス開けた後のトラブルもフル対応しろよ。
まあ、それでも、
できないやつが大半なんでw
できる私が「重宝がられる」
だから、職探しに一切困ることなく、こうしてフリーランスでフラフラやれてる、ってことなんだけどね。
てことで、今日のところは以上です😎
それでは、
さよならバイバイアディオス👋