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書斎を整える(2) 開くPCバッグを買ってみました 腰痛克服からミニマリストについて考える

腰が痛かったので現在使っている古いTumiのビジネスバッグから何か良さそうな鞄に変えて通勤環境で腰痛を引き起こさないようにしてみることにしました。

ここで私の鞄遍歴を…

・以前の鞄

リモワ ビジネストロリー
10年ほど前、すごい腰痛が出た後しばらくはRIMOWAのビジネストロリーという鞄を使っていました。これはコロコロ転がるもので、その頃はPCを毎日持ち歩いていたため、非常に楽になりました。まあ、見栄えもそれなりにいいです。

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(画像はネットから取ってきました)

しかしハードタイプの鞄なので容量がそれほどありませんし、常にかさばるところが問題でした。
また、外で転がしてきた鞄をそのまま家の中に入れておいておくというのも少し汚い気がしていました。
なので今回はこれを使用する選択肢はありませんでした。

エルメスのキャンバスバッグ

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その後、腰痛は軽快したため、4年ほど前から3年ほどはエルメスのキャンバスバッグを使っていました。使い勝手は良好でしたが取っ手が短めで夏は肩掛けできたのですが冬は着込んでいますので肩掛けできないのが問題でした。使い方のこつとしては荷室が広いので、小さなポーチを整頓するために使うと意外に使いやすかったです。
エルメスのお店に、取っ手の部分を長いものに変えてくれるかどうか聞いてみたのですが、なんだかあまり乗り気ではなさそうだったので、結局それも立ち消えになってしまいました。


Tumi インターナショナル・オーガナイザー・ブリーフ
肩かけができる鞄でそれなりに収納ができるのものを、と考えていたところ、20年ほど前に使っていた、Tumiの鞄のことを思いだしました。

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押し入れから引っ張り出したところ、鞄は無事使えそうだったのですが着脱可能なショルダーストラップの肩パッドがボロボロになっていて使い物にならず、新しいショルダーストラップを探して、重さを感じにくいと言うことで、SUVショルダーベルトを使っていました。

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この鞄で問題だったのが整理整頓のしにくさでした。メインの荷室は3つに分割されているのですが、セパレーターは小さく底まで達しておらず荷室間はイケイケになっているので、結局荷物が底でぐちゃぐちゃになっていました。こちらも小さなポーチを利用して整理していたのですが、収納能力がそれほど高くなく、さらにあまり入っていない割に、重たい、という感じでした。
肩紐については、確かにサスペンションのようになった部分があるため歩いているときに肩が痛いとかはなかったのですが、ベルトを一番短くしても長すぎました。あと5センチ短かったら大丈夫だったのに、という感じです。ショルダーストラップを使って持って歩いていると鞄がぶらぶらして、片手で押さえながら歩いている状態でした。おそらくそれで腰痛は起こってしまったと思います。

そこで購入を前提に新しい鞄についてあれこれ調べることにしました。

条件としては;


リュックはいや;週1回電車で通勤することがあるのですがリュックを背負っている人の荷物が邪魔なことが結構あったのでこれは絶対条件でした。
手提げだけはだめ;10年前腰が痛くなった時は、LOEWEのダレスバッグ、サック・ア・デペッシュ風の鞄を使っていました。手提げだけでは結構不便な局面も多いと思いました。
今持っている荷物全てが入る(特にポーチなど使わずに)
ショルダータイプと手提げタイプの2ウェイであれば尚よし。
腰に負担がないもの


このような条件でいろいろと探す日が続きました。

最終的に、この鞄にたどり着きました。因みに色はブラック、グレー、ネイビーとありましたが、今回はネイビーにしてみました。

・開くPCバッグについて
8年ほど前にブロガーの間で爆発的にはやったとのことでした。確か、鞄の形を見てなかなか良さそうとは思ったのですが、そのときは特に使っている鞄に不満がなかったので「ふ~ん」という感じで見ただけでした。
未だに少し改良をしつつ普通に販売していることにびっくりしたことと、根強いファンがいるのだと言うことに気づきました。
ブログや、YouTubeの動画などで感想を述べているものをある程度見て、おそらく自分の持ち歩いている荷物はほぼ入るだろうとのことで、開くPCバッグを購入することにしました。

・実際の使い勝手

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使った感じはかなりいいです。腰にも優しそうです。荷物の重量を肩だけではなく鞄が体に触れているところにも分散しているようで、今までのTumiの時よりも肩紐にかかる重量は軽く感じます。肩紐の材質も非常にしっとりとしたもので、肩パッドはついていません。触った感触は、気持ちいいです。
一度電車通勤の時に使ってみたのですが、細々としたものを出し入れするのが非常にやりやすかったです。
鞄が来てから荷物を詰め替えるのはパズルをしているようで少し面白かったです。
この鞄のコンセプトは「大きな持ち歩けるペンケース」とのことでした。ですので、ガジェットたちはケースに入れないで鞄に入れることになります。(ペンケースにペンを保護して入れることはほぼ無いですもんね)ポメラは裸のまま入れることになりました。タブレットは手帳型の薄いケースをつけていますがそのままとし、Kindleは職場で持ち歩くこともあるのでケースはそのまま使うことにしました。
ブログなどで皆さん「大きな持ち歩けるペンケース」と言っている意味がよくわかりました。​

・少し気になったところ


パソコンは入るがウィンドウズのいわゆるウルトラスリム系やアップルのMacBookなどでなければきついかも(少し大きめのパソコンも入るとはいうもののPCを最初に入れないと他の荷室がかなりきつくなる可能性大です)。
入らなかったものはBluetoothイヤホンとリーディングライト
これについてどうするか考えている所です。案としてはショルダーベルトに小さなバッグをつける?のも手だし、Bluetoothイヤホンはしょっちゅう使わないので持ち歩かないのも手だと思います。リーディングライトは、外出先ではあまり使わないけど、どうしたものか考えています。

おまけ(笑)として、使っていて、今回ほぼ退役確定のポメラのケースについても紹介しておきます。

・ポメラのケース


最初は純正製品を利用していました。ぴったりとしていて良い感じではありますが、簡素で素っ気ない感じがしていました。価格的にも少し高めだと思ってました。

先月に入ってから、ネット上で色々とみているとApple MagicKeypoard専用のケースの流用が出来て、結構おしゃれと言うことを聞き及びました。んで、購入したのが下のものです。


買ってからそれほど時間がたっていないので少しもったいないなと思っています。結構使い勝手がよく、純正品よりずっと安価でした。
普段鞄の中では裸で入っているわけですから、職場でポメラを持ち歩くときに使おうかなと考えています。

・ミニマリストについて


「開くPCバッグ」と検索すると「ミニマリスト」という言葉が入ってくることが多いです。最低限の荷物を持ち運ぶという意味からでしょうか?
鞄の出来は非常に良いと思いますし、私にはミニマリスト的なにおいをデザインや縫製の質からは感じなかったです。普通の1つのよく出来た機能的な鞄という感じに受け取れました。
今回鞄を替えて、なんだか動きやすくなったし、身軽になった感じはします。
週末、アポの予定を30分間違えていて急いで出かけることになったのですが、使っていたものをバッグにしまい、ひょいとでかけて忘れ物なし、という感じでいい感じです。
これだけ持っておれば問題ない(ミニマムなものを厳選して持つ)という発想ではあると思われます。

ただし自分自身はミニマリストにはなりきれないようです。
出先で困ることは避けたいと思うことが多いので…
ただし昔ほど、ものを持ち歩かないようにはなってきています。
持ち歩かないで不便か、持ち歩いて不便か、その間のいいところを自分で探していく必要があると思いました。その「いいところ」は少しずつ変化しているようです。私は持ち歩いていて不便の方向に元々傾いているので徐々に荷物が減ってきている感じです。

・まとめ

今回腰痛から発展して、普段持ち歩いている鞄を変えました。
新しい鞄について考えたことを書いてみました。
時折装備品等を見直す必要はあると思います。
もう少し腰痛からいろいろと考えたので続けていきます。

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