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老眼鏡について 読書用のメガネについて思索してみた
読書や執筆環境をここのところ色々と思索してきました。
その中でふと忘れていたものがあります。
老眼が出てきている小理屈野郎にとって読書環境の中でも隠れた大事なものは老眼鏡 です。
老眼鏡が適切なものであれば、集中力は倍増では済まないぐらい上がります 。
今回はそんな老眼鏡について思索してみました。
老眼鏡、無くてはならないひとが小理屈野郎の周辺には増えてきました。
まずは老眼について少し調べてみました。
老眼とは
改めて老眼についてネットで調べてみました。
老眼とは年齢を重ねることによって目のピント調節能力が低下し、ものが見づらくなることをいいます。
一般に、老眼では近くのものを見ることが難しくなり、本や新聞を読むなどの日常動作に支障を感じるようになります。
(中略)
疲れているときにひどく感じることもあります。くらいところでも生じることが多く、夜間の運転などに注意が必要です。また、手元の作業を長時間続けた後、頭痛や倦怠感、目の疲れを自覚することもあります。さらに老眼を放置することで、肩こりや慢性疲労などの症状につながることもあります。
(中略)
多くは40歳代半ば頃から症状を自覚します。
(中略)
特にスマホやパソコンを見る現代人ではより顕著に症状が出現します。手元を見ているときには常に調節力が働いており、目が疲れてしまうからです。
(中略)ひどいときには携帯ゲームで長時間遊んだ小児にも生じ得ます。
(原因としては)加齢現象とともに毛様体筋が衰え収縮力が低下する事、また、水晶体自体が固くなり(白内障の前段階)、弾性力が衰えてしまい、近方視時に網膜に光の焦点を当てることが出来なくなり、その結果として老眼の発症に至ります。
なるほど、確かに小理屈野郎の老眼の初発症状は42歳ぐらいからの集中力の低下と、ものを読むことの億劫さ でした。
視力は年に1回ぐらいは測定していて問題ないことを確認していましたが単なる老化か と思っていました。
また、明るいところではピント調整に問題なく、暗くなると特にピント調整が出来ていない と思われることが幾度もありました。
そんなことを眼鏡屋さんで子供のメガネを調整しているときにお話しすると老眼ですね、とのこと。
最初からちゃんとした老眼鏡を調整してつくるのも手ですが、眼鏡屋さんも、まずは一般に市販されているものを使ってみて問題があればつくればいいのではないですか? とのことでした。
と言うことで、最初はロフトに売っている出来合いの老眼鏡をかけていたのですがそれでもうまく調整が出来なくなって、ちゃんと眼鏡屋さんで視力測定をした上で、作ってもらったのでした。
検眼について 単に見やすさだけを追求するだけでは見やすくならない
最初につくったのは、「累進焦点」(いわゆる遠近両用)のメガネ です。
これ、見やすそうでかなり見にくかったです。一年ほど使ってみたのですが、うまく合わないので眼鏡屋で相談してみたところ、単焦点の「お手元専用」のメガネをつくってみましょう 、と言うはなしになりました。フレームはそのまま、レンズだけ変えてみるという作戦です。フレームは上下方向に少し薄めでデザインのよいもので掛けやすかったので流用することとしたのです。
その時にかなり厳密に測ってもらったのですが、乱視の軸がコンタクトではきっちりと矯正し切れていなかった と言うことが分かりました。
現在禁止および乱視でソフトコンタクトレンズを使用しているのですが、ソフトコンタクトレンズの場合は乱視の軸(乱視には向きがあるようです)の選択肢は3つか4つぐらいしかありません 。対してメガネの場合は、細かく調整すると角度でいうと5度単位での調整が可能 、とのことでした。それとレンズのステップも街中で売っている出来合いのものは0.5ステップのものですが、眼鏡屋さんで扱っているものは0.25ステップでレンズが提供 されています。
これらをフルに活用して調整を追い込んで作ってもらうこととしました。
その結果、かなり見やすくなり、それ以後レンズの交換なしにいけています。
このメガネのおかげでデジタル読書やポメラ思索が出来ているというわけです。
ここで、便利そうな累進焦点のメガネがなぜうまく合わなかったかを考えてみました。
目を付けたのはメガネの形 です。
メガネについてのイメージ
年配の方のメガネ
この手のメガネの特徴は上下方向の長さが非常に長い のが特徴です。
この「上下方向の長さが長めである」ということが若々しさを感じないということで(おまえが言うか、と言う話ではありますが)、小理屈野郎はいわゆる若者のメガネ系のフレームを利用しているのでした。
若者のメガネ
いわゆる若者系のメガネは上下方向の長さが短め になっています。
ですのでシャープな感じが出てくるし、見栄えもいい のだと思います。
以上のようなメガネのフレームについての論点を前提条件にして、小理屈野郎の老眼鏡をつくることに対する独自視点を述べたい と思います。
老眼鏡をつくるなら 小理屈野郎の独自視点
まずは、ちゃんと視力を測定することによって老眼鏡をつくる方がシャープな画像を得られます。
ただし、以前のnote記事にも書いたように、そこまでの画像を元々欲していない人もいることに注意だと思います。
もしカリカリのシャープな像を求めないのならここまで突き詰めて考える必要はありません 。
累進焦点の老眼鏡をつくろうと思うなら
先ほどの年配の方のメガネのイメージに立つなら、累進焦点(遠近両用の老眼鏡)を作成するならこの手のフレームを採用するのはあり かと思います。
最近ではデザインも昔ほど典型的なものだけではないので少しハードルが高いですが、色々なものが見つかるのでは無いか と思います。
単焦点の老眼鏡をつくろうと思うなら
若者のメガネのイメージに立つなら、単焦点でバシッとあったものをつくることが出来る のではないでしょうか?
こちらのメガネを選択した場合は、メガネの守備範囲となる距離が結構綿密に変わってくるので、掛け替えが必要 (用途に応じてメガネを複数使用する必要がありそう)と思います。
ちょっとおしゃれなフレームでお手元専用、中距離用、車の運転などのような長距離用などと使い分ける、と言うイメージでしょうか。
まとめ
小理屈野郎の老眼鏡の変遷を振り返ることによってどのようなメガネのフレームがどのような老眼鏡に適しているかを思索してみました。
いわゆる老人のメガネのイメージ、これは実は機能的な面から出てきた必然的な形ではないか、と考えました。
自分の見え方の厳密なテイストでメガネを作り必要に応じて掛け替える、と言う方法をとるか、一つで万能なメガネをつくるか、と言う方法を取るかなどの選択肢でいろいろと考えることが出てくることに新鮮さを感じました。
今のところ小理屈野郎はちょっとおしゃれなフレームで単焦点、を常用していますが、今後老眼が進めば累進焦点のものを利用する必要が出てくるかも知れ無いな、と考えました。
なんだかちょっとしたことで長々と考えてしまいました(笑)
けれども、考える(思索する)事は、楽しいなと思わせる一件でした。
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