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虎が健やかな成長を祈る讃岐うどんの聖地【香川県三豊市】

今回は前回の「岩手県北上(きたかみ)市」からのしりとりで、香川県三豊(みとよ)市」とその名物をご紹介します。

香川県三豊市とは?

三豊市は香川県の西部にあり、高松市、丸亀市についで3番目に人口が多い街です。

人口は約6万5000人ほど。海に面したとても景色の綺麗な街です。

街の南部にある道の駅「たからだの里さいた」は産直市や温泉に宿泊施設もあり、市内でも観光客が多いスポットとなっています。

引用: https://instagram.com/takaradanosato?utm_medium


讃岐うどんの聖地!

市内の高瀬町には、さぬき麺機株式会社さんが運営する「全日本麺総合技術研修センター」があります。

ここは香川県から委託された唯一の公的な“麺の学校”です。
それにより“讃岐うどんの聖地”とも呼ばれています。

うどん屋を始めたいけれどやり方がわからない方に向けて、うどんの作り方や必要な具材や設備について教えてくれる学校です。

うどんだけではなくラーメンの作り方についても同様に学ぶことができます。

引用: https://menki.co.jp/support_open/


浦島太郎ゆかりの地!?

浦島太郎伝説は日本各地に10数ヶ所あるようですが、香川県三豊市もその中の1つに数えられています。

三豊市の荘内半島、粟島、志々島のことをかつては総称して「浦島」と呼ばれていました。

その他三豊市内には浦島太郎が祀られている「竜王社」など、さまざまな浦島太郎ゆかりの地があります。

引用: https://www.instagram.com/p/CTjxhDnphoI/?utm_medium

詳しくはこちらにも記載があるようなのでご覧になってみてください。



子どもの成長を見守る張子の虎

三豊市で作られる「張子虎」は香川県に古くから伝わる伝統工芸品です。

香川県伝統工芸品にもしていされており、一つ一つ和紙を使って手作りで製作されています。

張子の虎は、もともと中国の虎王崇拝が日本に伝わったことがきっかけと言われています。

虎はもともと親子の愛情が深くそれでいて勇猛果敢であることから、張子の虎が子どもの健やかな成長を祝う縁起物として古くから飾られてきました。

また、顔がゆらゆらと動く様子がとても愛らしく、部屋の小物として飾っておくのにも丁度いい見た目になっています。

一つ一つ顔も少し違ったり表情も変わっており、見ていてとても楽しくなります。

勇猛な虎というような見た目よりは、可愛らしさの方が印象が強いのかも知れません。

引用: https://www.instagram.com/p/CYtam1wPDgF/?utm_medium


張子虎を製作されている田井民芸さんでは張子虎作り体験も行われているようなので、興味ある方はぜひ調べてみてください。



今回は香川県三豊市とその名物「張子虎」についてご紹介させて頂きました。

まだまだご紹介しきれていない観光地や名物がたくさんあります。

三豊市についてもっと知りたい方はぜひこちらもご覧になってください。


次回は三豊(みとよ)市からのしりとりで、「よ」から始まる街をご紹介します。

ここまで読んで頂きありがとうございました。

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