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黄金に輝くカズノコ!【北海道留萌市】

今回は前回の山梨県都留市からのしりとりで、北海道留萌市の魅力についてご紹介します。

実は留萌市に関する記事は前回作成してます。
なかなか「る」から始まる街が他になく、今回は2度目の留萌市紹介になります。
ですので前回とはまた違った魅力を発信します。


前回ご紹介したのは留萌市の名産小麦粉を使ったパスタのルルロッソでした。
今回は留萌市のもう一つの名産物であるカズノコをご紹介します。

留萌市で作られるカズノコは、日本国内のカズノコ生産量の5割以上となっています。
国産カズノコの半数は留萌市産ということですね。

カズノコはそもそもニシンの卵や卵巣を塩漬けか乾燥させたものです。
もともとニシン漁が盛んだった北海道で作られていましたが、ニシン漁が衰退した今ではその多くを輸入に頼っています。

留萌市で生産されるカズノコも、アメリカやカナダ産のものと、希少ですが北海道産があります。
どちらも熟練の生産者さんの目利きで選ばれたニシンの卵巣がカズノコとして加工され日本国内に運ばれていきます。

ただやばりカズノコは輸入品でも高級食材のイメージ。
ネット販売されているものでも、500gで1〜2万円と決して安いとは言えません。
縁起物としておせち料理で使われているくらいでしょうか。
あまり日常の食卓に当たり前にならぶものではないです。

この黄金に輝いているのが何とも美味しそうです。
プチプチとしていればいるほど上質らしく、歯応えもまたカズノコの美味しさの一つです。
味付けカズノコがあったり塩漬けがあったりします。
松前漬けなど料理にも使えますし、お酒の肴にも良いですね。

もっとカズノコを日常の食卓に、そして生産者も元気に、カズノコを通じて交流を増やそう、と制定されたのが留萌市かずの子条例です。
条例ではカズノコを国内外にアピールすることや、学校給食に積極的に使うことなどが定められています。

条例というと固っ苦しいですが、要するにカズノコは美味しいからもっと広めようよ!ということでしょうか。
今は高価に感じるカズノコですが、もっと広まって全国どこでも毎日当たり前に食べられるようになれば、生産数も増え価格もだんだんと抑えられていきます。

今はまだそこそこのお値段はしますが、ぜひ留萌市で作られるカズノコを食べてみてください。

留萌市についてもっと知りたい方はこちらも見てみてください。
今回紹介していませんが、留萌市は夕陽がとても綺麗な街です。
写真を撮るのにも良さそうです。


次回は留萌市からのしりとりで、「い」から始まる市の魅力をご紹介します。

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