中学校給食についての吹田市長候補の見解
吹田市の中学校給食は、2009年から選択制のデリバリー方式ですが、今でも利用率は14%を切っています。
デリバリー方式とはお弁当のことです。ご飯だけはあたたかいのですが、他のおかずは冷蔵のまま配送されていて、脂が固まったままのものもあるのです。
さて、吹田にはこの中学校給食を改善しようと活動している「吹田の学校給食をよくする会」という団体があります。この会が、2019年の吹田市長選挙に立候補している3人に見解を尋ねた結果をTwitterで公開しています。
ただ、Twitterに画像で公開しているので、とても見づらいため、こちらで文字データを公開させていただくことになりました!
【質問項目】
中学校給食の実施方式について以下のどれが良いと思われますか。
①現在の選択制デリバリー方式の給食がよい
②小学校と同じ、全員が食べるあたたかい給食がよい
③その他( )
【回答 無所属 阪口よしお】
②小学校と同じ、全員が食べるあたたかい給食がよい
私が市長在任中に、中学校におけるデリバリー方式の給食が始まりましたが、確かにその利用率は高いとはいえません。そのような現状を改善する新たな給食方式の検討が必要になってきました。食育の大切さを考えた場合、中学校給食においてもやはり子供達や保護者の望む温かく栄養バランスの取れた給食が必要であり、「全員が食べられる、温かくておいしい中学校給食」を提供してほしいとの貴会の趣旨に基本的に賛同します。 新たな中学校給食方式の採用には財政負担や既存施設の改修などの課題が出てきますが、実現に向け検討を開始します。
【回答 無所属 後藤圭二】
③その他
教育委員会が平成26年(2014年)と平成29年(2017年)に実施した中学教給食に関するアンケートによれば、どちらの結果も保護者の約7割の方が全員給食を希望される一方で、生徒の約6割が家からのお弁当を希望している結果になっています。保護者の多くが小学校と同様な全員給食を望んでおられることを十分理解しておりますので、当事者である生徒にも支持される中学校給食を教育委員会とともに検討し、実現したいと考えています。
【無回答 大阪維新の会 榎内智】
※期限までに回答がありませんでした。