長期投資がもたらす産物と絶対に埋まらない悲しき事実
お金のなる木
年始からのNASDAQ、ダウ平均株価なの最高値更新や年始から始まっている新NISAの流れでの日経平均株価の暴騰それに並ぶような歴史的円安はここ一年間の話として皆さんの記憶にも新しいと思います。
新NISAに関してもS&Pやオルカン、個別銘柄株主優待といったワードはここ最近でよく聞くワードではないでしょうか?
過去トマ・ピケティ氏が唱えた21世紀の資本「r>g」ということを過去数十年のデータを参考に統計を出しています。
この「r>g」とはななにか『21世紀の資本』の主張は「資本主義の富の不均衡は放置しておいても解決できずに格差は広がる。 格差の解消のために、なんらかの干渉を必要とする」というものだ。 その根拠となったのが、「r>g」という不等式だ。 「r」は資本収益率を示し、「g」は経済成長率を示す。
即ち資本収益率は経済成長率を上回る。資産 (資本) によって得られる富、つまり資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早いということだ。言い換えれば「裕福な人 (資産を持っている人) はより裕福になり、労働でしか富を得られない人は相対的にいつまでも裕福になれない」というわけだ。これをデータとともにこの本はベストセラーになりました。このデータからやはり生活の中に投資というものを突き放すことはできないということだ。
早く気が付き投資を始めるメリット
先ほど述べたように。資産 (資本) によって得られる富、つまり資産運用により得られる富は、労働によって得られる富よりも成長が早いということだ。言い換えれば「裕福な人 (資産を持っている人) はより裕福になり、労働でしか富を得られない人は相対的にいつまでも裕福になれない」という事実をトマ・ピケティ氏が唱えました。
即ちこれは投資の収益は常に働いて稼ぐお金を上回るということです。
S&Pやオルカンの平均利回りは10%です。これはあなたは労働しているでしょうか?原資にしては働いたかもしれませんがお金に働かせるとはこういうことです。
仮に小額からの投資でやっていったとしても大きな積み重ねになります。20歳から始めた人は30歳には大きな資産の差が他の人よりできることは一目瞭然です。
50万円と年間10%で10年間回すだけでも10年後には約129万円ほどになります。即ち早く始めてこれを実行投資に回すことが何よりの得策なのです!
ここでシュミレーションをしたいと思います。
Aの場合25歳で60歳まで投資をします。300万円を投資します。
年利10%で回した場合60歳の時には約8430万程度になります。
Bの場合35歳で60歳まで投資をします。500万円を投資します。
年利10%で回した場合60歳の時には約5417万程度になります。
お分かりでしょうか?早く始めるメリットはこのように明らかです。また複利というのはこれほどまでに偉大なのです。10年という長いスパンで見ましたが。これほどまでに差が広がってしまうのです。
これはどうにも埋められない事実なのです。
即ちより早くに投資をはじめ長く複利の恩恵を受けることが投資の世界では大切ということになります。
極端な例ですが今悩んでいる方の一つの踏み出す勇気になるのなら参考にしていただけたらと思います。
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