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【徹夜シリーズ】料理ってこんなに泣けるんだ。白と黒のスプーンについて#1


今、韓国で社会現象になっている『白と黒のスプーン』。昔日本で観たことがある、超人同士の戦いみたいな感じだろうかとなかなか興味がそそられなかった。最近観るものがなく無気力状態だった私に、夫が興奮気味に教えてくれたのがこの作品。

夫「出演したシェフのお店今どこも予約取れなくなってるらしいヨ~!すんごい有名なシェフを倒していくんだよ、審査員はペク・ジョンウォンと、、」

私「ペク先生出るなら見る!」

新大久保でペク先生のお店をコンプリートし、ユーチューブも登録しているほどペク先生のファンなので一気に興味が湧いてきた。

一気見に火が付いた理由

①セットスケールがオリンピック級

豪華参加者達に驚いたのはもちろんだが、まずレーダーが発動したのはスタジオやセットの豪華さだ。シェフ達が一堂に集合するシーンでは巨大な円卓と、動くステージが見ものだ。番組の中では、有名シェフたちを「白さじ」、無名シェフを「黒さじ」と呼んで階級分けされており、一流シェフが無名シェフを見下ろすような設計に、深いボウルを連想した。ボウルの中に隠れている無名シェフが戦い、すくい上げられる。そんな想像をし始めたらワクワクが止まらなかった。エピソードが進むごとに巨大な冷蔵庫や、一般スーパーへの買い出し、超有名〇ン〇二とのコラボ?など、とにかく企画がぶっ飛んでいる。

②料理界のイカゲーム?容赦なしの大量脱落ルール

参加者は有名シェフ20人、無名シェフ80人の100人スタート。最初のステージは無名シェフ同士の戦いだが、あっという間に80人が脱落するルール。1人ずつ調理し、審査員に試食してもらい合格したら勝ち残れる。そのあともチーム戦や個人戦を繰り返すが、脱落方法が結構シビアで緊張感が止まらない。

③新たな推し誕生?!豪華すぎる審査員

この対決を見守る審査員は2人。韓国の国民的料理研究家、ペク・ジョンウォンと、韓国で唯一ミシュランの三つ星を獲得したレストラン「MOSUソウル」のアン・ソンジェシェフだ。ここで2人のプロフィールを紹介。

ペク・ジョンウォン

大韓民国の料理研究家、実業家、タレント、エッセイスト。(株)ドボンコリア代表取締役。礼徳学園理事長。東国大学校客員教授。忠清南道礼山郡出身。延世大学校社会福祉学科卒。
学生時代から飲食店を経営。外食フランチャイズで大成功を収め、テレビタレントとしても活躍。料理についての解説に定評があり、あだ名は「ペク・ソルミョン(ソルミョン=説明、설명)」とされている。現在日本で展開しているお店は、「香港飯店0410」と「セマウル食堂」。🔗

アン・ソンジェ

アメリカ陸軍で整備兵として従軍した後、料理の道へ転身しル・コルドンブルーで学び、寿司店「浦沢」や「ザ・フレンチ・ロンドリー」で修業を積みました。サンフランシスコの「ベヌ」や「アジザ」でシェフとして経験を重ね、ミシュラン星を獲得。その後、韓国に戻り「パラスソウル」を開業し、国内唯一のミシュラン3つ星レストランに成長。🔗

ペク先生の評価ももちろん勉強になるが、今回はアンシェフの率直さと厳しさにすっかりハマってしまった。有名な先輩シェフに対しても忖度しない姿勢、かつ礼儀正しい。氷のように冷たく美しく繊細な感性で、冷静に評価して行く姿がかっこいい。

次回▷そこまで評価するの?〇〇の火加減に厳しい審査員。気になるシェフが出てきた。


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