古着屋店員が商品知識をつけるべき本当の理由?
こんにちは。スラット是永です。普段は東京、高円寺の古着屋Slatで商品の仕入れをしております。
はじめに
「古着の商品知識を身に付けたいです!」
古着屋で働く若手スタッフからよく聞くフレーズです。商品知識をつけることには、どんな意味や目的があるのでしょうか?
・古着をもっと好きになりたい
・古着に詳しくなって周りに凄い!と褒められたい
・単純に興味があるから色々知りたい! etc..
こういった欲求を満たす事は、古着の知識を身につけることの意味や目的になり得るでしょう。
しかし、古着屋の販売員としての役割を考慮すると、これらは本質的な目的とは言えません。それでは、なぜ古着屋店員が商品知識をつける必要があるのでしょうか?
結論を先に言うと、「お客様に古着を楽しんでいただける接客・提案をするため」です。以下で詳しく掘り下げていきます。
1. 接客の大切さと、2つのポイント
接客は、店舗の魅力や商品の良さを伝える大事な役割を果たします。最も重要だと言っても過言ではありません。
そして、良い接客をするためには、以下の2つの要素がキーとなります。
何を伝えるか(内容):これは、商品の特徴や背景、そしてその魅力をしっかりと伝えることを意味します。
どう伝えるか(表現方法):この情報をどのようにお客様に伝えるか、つまり表現方法の工夫です。
商品知識を身につけることは、1(接客の内容)の質を大きく高めることにつながります。
2. 商品知識の重要性
商品知識とは、その商品に関する詳細や背景、歴史などの情報のことを指します。例えば、あるジャケットが60年代のアメリカで流行ったもので、その当時の社会背景やファッションのトレンドなど、詳しい情報を持っていると、お客様により深い魅力を伝えることができます。
さらに、その商品がどのようなシチュエーションやコーディネートで最も映えるのか、着る人の体型や好みに合わせてどのような提案、着こなしができるのかなど、具体的なアドバイスも必要です。
3. 接客と商品知識の関係
商品知識と接客は、お客様に古着の魅力を最大限に伝えるための大きな柱と言えるでしょう。商品知識を持っているスタッフは、お客様の質問にも的確に答えることができ、信頼関係を築きやすくなります。
例えるならば、車の両輪のような物です。商品知識と接客力は2つが揃って初めて大きな提案力を発揮します。片方だけが揃っていても、商品の魅力は半減してしまいます。
「かっこいい!」「似合う!」と言った表面的な接客トークだけでは、内容が薄いために、お客様にご納得いただける買い物へは導けません。とりわけ、高額なビンテージアイテムの販売に関しては、それが確実に言えるでしょう。
4. 古着屋の特徴としての接客
古着屋は、新品の服を扱う一般的なアパレルショップとは異なり、一点ものが多いのが特徴です。そのため、それぞれのアイテムに詳しい知識や背景を持っていると、お客様にとっての購入の後押しになるのです。
まとめ
古着屋での接客は、ただの会話以上のものです。商品の情報や背景、歴史をしっかりと持ち、それを適切にお客様に伝えることで、お客様にとっての買い物の価値を高めることができます。
そのために古着屋の販売員は毎日の業務の中で、接客スキルに加えて、商品知識を磨き続けることで、古着の魅力を最大限に引き出すことができるでしょう。
最後までお読みいただき、ありがとうございます!!
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