アメリカ古着の仕入れに英語は必要か?
初めまして。これなが と申します。
東京で古着屋を5店舗運営している会社の取締役をやっています。
普段は【海外で古着の仕事】【日本の店舗で接客業】【倉庫で商品の管理】【人材のマネジメント】
などをしています。
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今日は、「英会話は心理的な距離を縮めるからコスパが良いよ」ということを書きます!
「海外にて、アメリカ古着の仕入れに英語は必要か?」
ズバリ答えは「Yes」。
理由としては下記2点です。
① 卸業者との情報のやり取りがスムーズだから
② 信頼関係を築きやすいから
①については、最近は翻訳ツールも充実しており、メールや簡単な会話であれば英語力は不要という方もいるでしょう。
おすすめ翻訳ツール
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そこで今回のメインは②です。
英語力と信頼関係…ちょっとわかるようでいまいちわかない気はしませんか?
でも、僕の経験上これはとても重要なポイントです。
古着の仕入れと信頼関係
古着のバイヤーとして「取引先と信頼関係を築くこと」はとても大切です。
どうしてか?
現代では、古着の卸業者の数に対して、仕入れるバイヤーさんの数の方が圧倒的に多いです。
なので、「どうやって仕入れをさせてもらえるか?」という”卸業者優位の状況” が多いです。
そのため、バイヤーは、相手(卸業者)にどうやって信頼してもらい、継続した仕入れをさせてもらえるか? が重要なのです。
それとは別に、突然海外から来た”外国人”に対して、卸業者が不安や不信感を感じるのは人間として仕方がないことです。
騙そうとしていないか?次はいつ来るのか?など、ネガティブな感情を抱えたまま、取引に応じてくれる卸業者の方も少なくない。
そこで、「いかに信頼してもらえるか?」が重要であり、リアルに商品の仕入れの質に関わります。
信頼関係と英語力
改めて "信頼" とはなんでしょうか?辞書を引くと…
つまり、どんな状況と結果になっても相手を信じる事 です。
これは、卸業者からすると非常に心理的/金銭的コストの高い状態です。(特に初めて取引するバイヤーに対して)
ここに関係性を持っていくには、客観的な支払い能力やステータスに基づいた合理的な価値基準だけではなく、
感情に基づいた判断 / 価値基準が必要になります。
≒相手が好きか、一緒にいて嬉しいか、寄り添おうという姿勢がみられるか?etc…
そこである意味コスパが良いのは、英会話です。
たとえ不慣れでカタコトの英語でも、一生懸命英語でコミュニケーションを図ろうという”姿勢”は、
英語を母国語とする人からすると、印象がよく、エモいんです。
エモさの中には、自分の母国語に寄り添おうという姿勢と、そこから生じる、自分に対する敬意を感じとります。
全く喋る気がない人は…
日本人の中には、「はずかしいから…」 「中途半端な英語で相手を困らせたくない…」という理由で、
英語を話さない人も多いでしょう。
しかし、現地の人からすると、「自分達に寄り添う気がない失礼な人」という印象を受け取りかねません。
また、日本人的な「謙虚さ」は、行きすぎると「能力のない人間」「相手に関心を寄せない人」という印象にもつながります。
通じるかどうかは正直関係ない
行ってしまえば、英語が通じるかどうかはどうでも良いんです。
むしろ、ところどころ通じない方が、相手(英語を母国語とする卸業者)がバイヤーの発言をサポートする余白が生まれる。
会話の通じない箇所を共に創ってメッセージをやりとりする共同作業が生まれ、信頼が深まりやすい。
そういった信頼関係作りに役にたつという意味で、英語は勉強した方が良いと思います。
実際に私の経験でも、会話ができたが故に、卸業者の方が寄り添ってくれて、仕入れのチャンスにつながった場面もあります。
(もちろん、全く反映されなかった事例もアリ…)
ということで、Good Morning! How are you?? くらいの英会話でも全然OKなので、
海外に古着の仕入れに行く際には、英語の勉強をすることをおすすめします!
最後まで読んでくださり、ありがとうございました!!
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