SALADee閉店の釈明⁈

2021年9月末をもちまして、SALADeeの一般営業は終了となりました。
2012年9月のオープン以来、多くの皆様にご愛顧いただき深く感謝申し上げます。
今後は、SALADeeの健幸料理が皆様の食卓に広がっていく手段を新たに模索していきたいと思っています。

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こういうタイトルのご挨拶なり、記事を書く時がくるんだろうなあというのは、開店した時から考えていました。でもできれば、閉店は軌道に乗って誰かに譲るというのが理想だなあとも思ってたんですけどね〜。

同業者の閉店の挨拶に「ああ、あそこもダメだったか…」なんて周りが言うのを聞いて、自分はそう言う同情的な言葉をかけられるのはイヤ！　失敗したって思われるのはイヤだと思ってたんですけどね〜、まんまその状況。でもコロナ禍だから、そもそもの自分の失敗を誤魔化せるような、なんか便乗閉店っぽいところもあるんですよね,本来、新型コロナ流行前に閉めておくべきだったくらいギリギリでやってました。

閉店の理由は、お金が底をついたからというのが一番です。体力的に限界というのもあるけど、自分でもビックリするほど才がなかったですね〜。今さら「そもそも客商売は性に合ってないの！」なんて叫びたくなってるほど。今からああすればよかったとか、これするべきだったとか、あの時のあの時点に戻ったら成功させられたかもしれない、失敗しなかったかもしれないなんて思う策はいろいろあるけれど、気力も体力もなかったです。思った以上の自分の怠慢さにもビックリです。多分、失敗を教訓に1からやり直そうとしても、怠慢な私にはムリです。

人がやってることにはいくらでも口出しして、「あれやったらもっと儲けられるのに、ダメね〜」ってさんざん言ってきたんですけど、いさ自分の立場になっていろいろ言われても聞く耳持たないっていうか、動けない。

まあ、ハングリー精神がなくなってて、楽することしか考えられなくなってた自分が悪いんです。繁盛はして欲しいけど、忙しくなるのは嫌だな〜という複雑な思いもあり。今となっては、こんな人間が商売なんてするべきじゃなかったと反省しか出てきません。閉店にあたって本当に多くの方に優しい言葉をかけていただきましたが、そんな資格もない情けない人間なので、ありがとうというよりごめんなさいって感じです。

飲食店を開業したいと思ってる方にはいくらでもアドバイスできます。飲食店なんてやらない方がいいよーっていうマイナスしか言わないかもしれないですが、もしやりたいって方がいたら、私みたいな人の意見を聞いてみるのも大事だと思いますよ〜。