2021/04/30 積み重なる時間と交差する人たちに感謝を込めて。
Jeg ble tretti år gammel.
Tusen takk alle samen.
Olu giitu.
一日くらい飛ばしても気が付かないような当たり前な日々を積み重ねて僕らは生きている。
それでも僕は一日も飛ばさずにここまでたどり着いた。ここまで?どこまで?わからない。わからないけれども、気がつけばたくさんの人に囲まれ、できることが増え、振り返ると後悔するような出来事も抱えてここに立っている。
30という数字を目の前にすると尚更に感じる。
別に何かが変わるわけではない。
29と30が違うわけでも、誕生日と誕生日前日が違うわけでもない。ただ何かが違う。まるで2日目のカレーみたいだ。ただ言えることは刻々と美味しくなっていっている。それは昨日と今日の境界線があるわけでもないという証明にも近い。
その中で向かうべき先は見えてきている。
時には染め物、時には薪割り、時には刺繍で、時には土器と土偶、絵本、踊りに植物、木工、写真、、、。そんな時には時にはという星々を輝かせて今ここにある星図は「オープンアトリエ」の星座浮かび上がらせている。誰でも来れて、何でも作れるそんな場所。星と星をつないで僕が行き着く先はきっとそこだと思っている。
無意識下の意識を持って、苛烈な無為に憧れながら僕はコンパスの持つ逆回転の力を信じて30代を時にはまどろみながら、時には強烈な光線を放って前進していこうと思う。
積み重なる時間と交差する人たちに感謝を込めて。