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朝の注入≪重度障害児子育て≫

息子の胃ろうからの朝ごはんの注入の時間は6時半。
薬があるので、食事の時間は毎日決まった時間です。

6時半。

息子が起きていても、寝ていても、6時半です。

息子は起きるのが早ければ5時過ぎから起きていることもあるし、なかなか起きないこともあります。

起きていると、「ごはんだよ~」と布団をまくり、パジャマの服を少し上げて、胃ろうペグの接続をすると、おなかが冷えないように布団をかけなおして寒くないようにして注入に取りかかります。

でも、眠っているとそうはいきません。
息子の朝食のためとはいえ、気持ち良さそうに眠っているのを起こすのは申し訳ないのです。
寝込みを襲う私としては、このミッションを息子を起こさずにやり遂げることがベスト。

そーっと布団を横から持ち上げ、手を忍び込ませて、パジャマの服をゆっくりと持ち上げ、暗い部屋の中、胃ろうの場所を確認し、ペグを接続。
ここまでくれば注入はスムーズに行えます。
しかし、終わった後、同じようにそっと気づかれないよう退散せねばなりません。これもパジャマを整えたりするため、細心の注意が必要です。
「うーーーん・・・」と息子が言ようものならピタッと中断。
ドッキドキのミッションです。

今朝の注入時には眠っていた息子。
起こさずにミッションコンプリートできました。
すやすや眠る息子の顔は本当に可愛くて、ほっぺたをつっつきたくなりますが、ぐっと堪えるのもミッションのうちです。

明日は起きているか、眠っているか・・・。
確率は半々です。


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