アイヌ国立民族博物館ウポポイレポート!
みなさん、ゴールデンカムイは読みましたか?
北海道は白老町にある、国立アイヌ民族博物館「ウポポイ」にいってきました。
五感で感じる、次世代型の体験型博物館にびっくりしました!
入り口でもらうパンフレットも従来の博物館とは全然違います。
動物園や水族館でもらうパンフレットってイルカショーやら餌やり体験のタイムスケジュールが書いてますが、それと同じように時間ごとのプログラムが組まれていて、イベントやお話し会など、体験が目白押し。
今までの「見て・読んで学ぶ」博物館ではなく、見て、聞いて、着て、手を動かして、歩いて、まさに「五感で感じる博物館」という感じでした。
こちら全体図ですが、今までの「博物館」ってイメージと全然違うでしょ?
木工好きの私は、アイヌの紋様木彫り体験を。
スマホスタンドは1500円。
30分で、小刀を使って木彫りをします。
インストラクターのお兄さんは、アイヌの文化や、木彫りの特徴についていろいろお話ししてくれました。
かなりシンプルな紋様だと思うのですが、結構難しかった!
最後は熱コテで字を書いて、オイルを塗ってフィニッシュ!
正直、受付で見本を見たとき、「え、もっとすごいの作りたい」と思ったのですが(おい)、30分で一杯一杯でした。
気になった施設として、今回は時間がなくて行けなかったのですが、ウポポイから1.5km離れたところに慰霊施設があります。
アイヌの遺骨や副葬品が研究対象になった時期があり、中には無理やり持ち出したりするケースもあったそうです。
確かに、NYのメトロポリタンにはツタンカーメン王の副葬品などがバーン!と展示されてますが、よく考えたらあれもどんな流れで来たんだろ?
2010年の記事ですがこんなのも発見。
調べてみると、2003年に、文化財の不正な輸出入および所有権の移転を禁止・防止する「文化資産の国際的移転に関する連邦法」が可決されたそうです。それに伴う動きなんですね。
こんな記事も。
その国の文化や民族性を大切にする意味でも、世界的にこういう流れがきているのはすごく良いなぁと思います。
簡単ですが、ウポポイレポートでした。
札幌から1時間、新千歳空港から40分の好アクセス。
もし立ち寄られた際はこちらのお寿司屋さん、オススメ。
北海道産のネタを使ったセットが美味しかったです!
しかし宮崎もそうだけど、地方のお店って、地元民の口コミで成り立ってるからか、店の門構えは「ん?」たけど、入ったらめちゃうまいって店が多いとおもう(個人調べ)。
北海道に行ったらぜひウポポイに行ってみてください!