見える景色、感じる世界が変わる時
この前の京都で行われたイベントに出展するため数日家を空け、いつもと違う食べ物を食し、いつもと違う風景を見る。毎日のルーチンから切り離したこの期間の中で、何故か自分のアンテナに向かっていつもより多い情報量が舞い込んでくる気がします。
自営業をしていると普段は妻が話を聞いてくれますがたまには違う人に話してみたいとそんな気持ちもあり、だから出張から帰ってくるとブログを書きたい衝動に駆られます。それが原因だろうねっと自己分析してみました(笑)
ブログを書くことで頭の整理にとっても役に立ちますし、パズルを一枚一枚組み合わせていくような感覚で、最後には何かの風景が見える。
でも、風景が見えず、オチがない時もよくある(笑)
さて、京都での石ふしぎ大発見展を終えていろいろ書きたいことたくさんありますが、「見える景色、感じる世界が変わる時」というテーマで書いてみたいと思います。最後までお付き合い頂けたらうれしいです(^-^)
ミネラルショーに出展することがメインの目的だったのですが、古い友人に会い、京都の伝統文化に触れ、おいしい京都料理を堪能するといったサブミッションを加えると本当に充実した旅になったと感じました。
実は今回毎日京阪線に乗って大阪ー京都の往復をしていましたが、平日と週末では車両に漂っている空気が違うんですよ。そしてちょっと多めにお金を出して静かな車両にのったり、一般車両よりかなり快適・・・(笑)
なぜそう感じるのかというと、
例えるなら、カメラを持っているだけで見えてくる風景が変わり
当たり前に咲いている花に気付いたりする。
皆さんはそんな経験ないですか?
モードを変えること、つまり、見える風景って心理的影響をかなり受けますよね。私たちは日々今を生きているつもりでも、頭の中は過去に生きているかもしれませんし、未来を考えていたり何気ないこの道を歩いているけど、実は「ここを歩いていない」だったりする・・・
そんなことを電車の中で考えていましたが、天然石に出会ってからいろんなことを考えることが増えた気がして、もしかして自分の右側の脳みそが活性化されているかもしれません。
ルールにのっとった合理性をかはるのは左の脳、
答えのない自己表現の世界を探究するのが右脳
絵を描く、文章を書くなどといった表現系のものにどんどん興味を持つようになったな~と感じたのも、初日の搬入日のに京セラ美術館へ行き、最終日は西陣織のアートギャラリーへ行った自分を客観的に見て
いろんな意味で変化したなと改めて思いました(笑)
最終日は飛行機で帰るので足早に展示会場を出た後、目的地へたどり着くためにタクシーに乗るかバスにするかで迷っていました。
結局バスに乗ったが、烏丸御池へ行って欲しかったのに、祇園へ向かってしまったのですぐにバスを降りました。
そして結局タクシーを捕まえて向かいましたが「さっきなんで迷ったんだろう?」とタクシーに乗っている間に思ったのです(^-^;)
読んでくださっている方に「最初からタクシーで行けばええやん」と言われそうで
確かに大したことないと思いますが、でも私にとって「ハっと」思った瞬間でした。
飛行機に乗る時間が迫ってくるなか、自分にとって一番重要なのは「時間」であって「お金」ではなかったはずです。
でも結局、分かりやすい「ちょっと節約できる」方を選んでしまった。見えやすいものにパッと飛びついてじった自分がいました。
自分にとって本当に大事なことを理解し、かつ優先順位をしっかり決めていくことは難しいと思った瞬間でした。
これって、もしかしてお客様が天然石を選ぶ時も同じように迷うのかなと思ったのです。
安くてお買い得という一見シンプルで重要な情報として認識できますが、使いやすさ、あるいはその背景にある文化や歴史といった情報が重要だったりします。けっこう脳は惑わされやすいんですよね。
次京都来た時も見たい所が本当にたくさんあるので、時間短縮のためにタクシー使うようにしたいと思います(笑)
今回は数日間家から離れているので、ある意味「日常」から切り離した感じで当たり前と思うことが「あれ?」と思う瞬間が何回もやってきました。
皆さんにもきっとそんな時がありますよね
そう考えると、旅行という意味を与えてくれるミネラルショー
いや、いろな意味に気付かせてくれるミネショー
をこれからもどんどん好きになっていきそうです!
来年は出展を少し増やしたいなー
福岡のモツ鍋を食べに行きたいなー (笑)
上の写真はちょっと仏の影が見えませんか?(笑)
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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