第十二話「観音菩薩」

観音菩薩

皆さんの大好きなお経「般若心経」の冒頭に登場する菩薩ですね。
観音は観世音(かんぜおん)の略で、また観自在菩薩(かんじざいぼさつ)ともいいます。

「観自在(かんじざい)」とは何事にもとらわれる事無く、
物事の本質を観ることができて、思うがままの結果を得ることが出来るということです。素晴らしいですね。
菩薩の中で、いや数ある仏像の中で一番の人気者ではないでしょうか?
ちなみにチベット仏教ではダイライラマ法王は観音菩薩の生まれ変わりとされています。

備わっている力で言えば、如来が最高最強ですが
親しみやすさで言えば観音菩薩のほうに軍配が上がります。

遠くの美人よりも近くの優しい人
あしたのジョーで言えば、白木葉子お嬢さんよりも、のりちゃんが、
マクロスならばリン・ミンメイよりも早瀬未沙が、好きかもしれない…
そんな気持ちに似ているのだと思います。

その上、人々を救うため、それぞれのニーズに合わせて代表的な6種類の変身フォームがあります。
さらにそれ以外にも33種類もの姿に変身が出来る!
というのですから…
人気が出ないはずがありません。

それでは、ここからは観音菩薩の様々な変身フォームを紹介していきます。

つづく

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