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ヴァリー -Overdungeon攻略-
力の代償に記憶と感情を失った凄腕のソルジャー。いつか交わした約束を果たすためにダンジョンに挑んでいる。しかし、その約束がどんなものだったかもはや覚えていない。実際物忘れも多い。
初期状態
レリック:王家の髪飾り カードを獲得するたび、最大HPを2増やす。
カード:
・武器を手に取れ×1
・オーバーストライク×1
・シャドーストライク×2
・アルパカ×3
・突撃ポニー×1
・クロスボウ×1
固有パック:ヴァリーの追憶
(レアリティ・ファーストは除外)
・ギャロップ
・でしゃばりアルパカ
・タルモゴーフの血族
・寄り添いウサギ
・伝説の剣
・ハートレス†ストライク
・覚醒
・俺が守ってやる
・武装ゾウ
・監視塔
・剣の舞
・ダークマター
・二刀流
・背中に気をつけな
・刹那の栄光(解放条件有り)
・ハイランドのヒツジ
・千本桜
・キングダムアーツ
・野生解放
・ヴァリーの希望(解放条件有り)
・メモリーバースト
・リミットブレイク
・超究鬼神覇斬
特徴
見た目もいかつい長剣の二刀流を構え、細身ながら非常に筋肉質なトゲトゲした金髪のソルジャー。現バージョンで唯一の男性キャラである。巨大な剣を振り回しても似合いそうだが、そこは暗黙の了解、または大人の事情というやつである。
そんな彼の一番の特徴が『剣』システム。
「伝説の剣」「武装ゾウ」など、特定のカードを使用すると召喚したアニマルに『剣』を付与できる。
『剣』を付与されたアニマルは1本に付き攻撃力が1ダメージ上昇する他、そのアニマルが消滅(死亡、突撃など)した際、その本数×10ダメージをリーダーに与える効果を持つ。効果は累積し、無制限だ。
アニマルを『剣』で強化しながら盤面を制圧し、より多くのアニマルと剣を生み出して状況を圧倒していく戦い方がセオリーとなるだろう。
また、その他の特徴として「カードを大量にめくり、めくった枚数分だけアニマルを召喚(「ギャロップ」「ハイランドのヒツジ」)」したり、「カードを廃棄する手段が非常に多い(「メモリーバースト」「刹那の栄光」)」点も挙げられる。
前者の特徴を活かすにはデッキ枚数を膨れ上がらせる方が効率が良くなるし、後者の場合は逆に必要なカード以外は使ったら即廃棄し、デッキを圧縮してから残りのカードで勝負するといった戦術も取れる。
吸血鬼リリスとは一味違う、よりテクニカルな戦略が可能だ。
弱点は切り返し手段の乏しさ。特に序盤で敵アニマルに圧倒されると、出力不足に陥ってジリ貧になりやすい。第1ターンから有利な盤面を作ることが他のキャラクター以上に求められるだろう。カードによる回復手段もほぼ無いので、ダメージを受けない立ち回りも求められる。リリスよりはやや難易度は上がり、やはり中級者向け。
またその外見に反して、意外とアタックを活かす場面が少なく、固有カードのアタックは単体では出力がイマイチ上がりにくい。どちらかといえばアニマルと建物でアドバンテージを取る方が戦いやすいだろう。
固有カードピックアップ
固有カードの中で、特に効果が強力と言えるカードをピックアップする。
筆者の偏見が混じることはご容赦いただきたい。
デッキ構築の参考になれば幸いである。
・伝説の剣
アニマルに剣を付与する建物を1台建てる。地面に突き刺さっているのも伝説っぽいお約束。アップグレード前は1回きりで廃棄で、アップグレードすると廃棄されなくなる。
先述の通り、剣をアニマルに付与して戦うのがヴァリーのセオリーであり、その場合にはこのカードのお世話になることも多いだろう。
ただしカード自体の出力はたった1台で、更に建物には挑発がついているために敵から狙われてすぐに壊されやすい。伝説の剣のくせにどんな非力な攻撃でも1発で破壊される貧弱さも痛いところ。耐久力はアルパカ以下だ。
伝説の剣を守るため、伝説の剣→アルパカ(他挑発持ちカード)の順番でカードを繰り出すなど、カードの出し順には注意しよう。レーザー攻撃の場合は剣を巻き込まない位置に挑発持ちを召喚しよう。
また非力な出力はサブパック:ファクトリエの「鉄工所」「究極の技術」やレリックで補うと良い。
建物の数が揃ってくると召喚したアニマルの攻撃力と、動物死亡時の追加ダメージがとんでもないことになる。どちらかといえば持久戦向きのカードだ。
・武装ゾウ
(説明が大きいために関係ないカードをぼかしてあります)
ゾウを1(2)体召喚し、盤面にいる全ての味方アニマルに剣を1(2)つ付与するアニマルカード。使用制限として、味方アニマルが3体以上存在していないとカード自体使用できない。
ゾウを2体召喚するだけでなく、剣まで付与する強力なカード。
サブパック:ズートロピカルに含まれる「ゾウ」はオーバーロード1がつくが、こちらはオーバーロード無し。更に剣付与という明らかな上位互換である。アニマルが3体出ている必要があるが、ヒヨコやイヌであればすぐに出せるレベルであり、アニマル主力デッキならば制限として働かないだろう。更にゾウ自体が強力な耐久力と挑発持ちであるため、ヴァリーや先述の「伝説の剣」を守る意味でも非常に強力。ヴァリーでアニマルデッキを作るならばぜひとも手に入れて、アップグレードしておこう。
・ハイランドのヒツジ
同じ名前のカードを見るまで山札をめくり、その枚数の2倍だけヒツジを召喚するカード。アップグレード前は1回きりの廃棄。アップグレードすると廃棄が消える。
デッキが膨らむほど大量のヒツジが出やすくなり、剣デッキならばその相乗効果で大量の剣が出現する。ヒツジはアニマルやリーダーに飛びついてすぐに消滅するので、付与した剣が比較的早くリーダーに刺さりやすいという特徴がある。長期戦になりがちな剣デッキにおいて、フィニッシャーとしても十分な性能となるだろう。
更にサブパック:ズートロピカルの「シェフィ」があればこのカードで出力したヒツジを更に3~4倍に増やすことになり、そのシナジーは絶大だ。
また「ハイランドのヒツジ」(または「ギャロップ」)のようなカードは山札をめくり続けるため、その際に『でしゃばり』という接頭詞がついたカード(「でしゃばりアルパカ」など)がめくられるとそのカードの効果が発動する。あまり多く手に入ることはないが、休憩所でエンチャントできたときにはより面白いコンボが発動するだろう。
同名のカードが複数入ると出力が激減する恐れがあるため、初期デッキの「アルパカ」と「シャドーストライク」は早い段階で削除し、1枚に減らしたい。また同じヒツジでも「怒涛のヒツジ」とは相性が非常に悪いため、同じデッキには入れないこと。
・千本桜
戦闘中にアニマルに付与した剣の本数×5(20)ダメージを与えるアタックカード。1回きりで廃棄される。
シンプルで強力無比な、剣デッキのフィニッシャーカード。
様々な剣付与カードなどを駆使し、大量にアニマルと剣を召喚、とどめにこのカードを切るのが典型的な剣デッキの完成形となるだろう。
1回毎のダメージには魔力も加算されるので、合わせて魔力を増強できれば更に心強い。
また攻撃はカードを切った瞬間からすぐに始まり、リーダーを倒すとほぼ次の瞬間から別のターゲットに攻撃を合わせるため、全体攻撃もできることは覚えておこう。
剣を1戦闘中に1000本付与してからこのカードを切ることで実績が解除されるので、1度は狙ってみたい。戦闘中に付与した剣の数はこのカードにカーソルを乗せると説明文に表示されているので、自分で数える必要はない(というより数えるのはまず無理だろう)。
弱点はレアリティの高さゆえになかなか手に入らないことと、もし実績クラスの剣を召喚できていれば、既に盤面が必勝状態になっていることだろう。総火力は無限大でロマン溢れるのだが、大抵はオーバースペックになっている、ちょっと悲しいカードでもある。
当然だが、剣主体のデッキ以外では一切火力がない。もしレアリティが高くても、不要なカードは入れないようにしたい。
・リミットブレイク→超究鬼神覇断
「リミットブレイク」を+99にすることでカードが「超級鬼神破断」に変化する、という一風変わったカード。そのダメージは圧倒的で、オメガですら即死させる火力をもたらす。まさしくすべての敵リーダーに終焉を与える、ヴァリーの超必殺技である。
「リミットブレイク」は山札と捨札の枚数だけカードをアップグレードし、山札の一番上に置かれる。その性質上、デッキの枚数が膨らんでいる方が有利に見えるが、どちらかといえば手札内に大量の追加ドローソースを抱えている方が都合がいい。1ターンのうちに何回も「リミットブレイク」を使用できるからだ。
「俺が守ってやる+」やサブパック:どうぶつの村の「素早いヒヨコ」といった、廃棄されずに追加ドローするタイプのカードがデッキ内に多いほど、短いターンで+99まで育てることができるだろう。廃棄されてしまうが「にんじん」や「いかさまダイス+」でも代用はOKだ。
なおオメガすら倒す火力は持つものの、タマゴを倒すほどの火力は持っていない(5段階目は1撃で倒せない)。5回も割らなければならないことも相まって、タマゴを割って願いを叶える場合は1枚では火力不足に陥りやすい。フォローする方法としては、廃棄したカードを拾う「サルベージ+」で「超級鬼神覇断」を拾い直したり、レリックのウロボロスの指輪でそもそも廃棄しないというのもオススメだ。
余談だが、名前は超級鬼神覇断。元ネタから3文字も違うので間違えないようにしよう。