吸血鬼リリス -Overdungeon攻略-
朝起きたら吸血鬼になっていた元人間。願いをかなえるという希望のタマゴを手に入れるために、ダンジョンに挑んでいる。露出度の高い格好をしているものの、実は恥ずかしく思っている。
初期状態
レリック:少女の小瓶 戦闘終了時、HPを10%回復する。
カード:8枚
・オーバーストライク×1
・ストライク×2
・迫撃砲×1
・突撃ポニー×1
・アルパカ×3
固有パック:リリスのテクニック
・ヒヨコパーティ
・気前の良いウサギ
・ボムタワー
・十字砲火
・スパーク
・チャージビーム
・ストライクバリア
・メイクアップ
・ニワトリ
・アルパカブラザーズ
・ファイアボール
・高ぶる炎
・灼熱の儀式
・デュアルサモン
・メルティング・ラブ(解放条件有り)
・月夜
・ターボエンジン
・リリスの希望(解放条件有り)
・チャーム
・オーバードーズ
・セクシービーム
・終焉の声
・絶滅の星
特徴
スタイル抜群、扇情的な格好が目を引く彼女。現バージョンではイラストになり、他2人のような3Dモデルはダンジョン中の歩いている姿を確認するくらいになった。(3Dモデルが外されたのも、きっとなにか理由があるのだろう…)
リーダーとしての特徴はレリック『少女の小瓶』。回復手段が非常に乏しいOverdungeonにおいて、戦闘に勝利すればHPが20回復(初期値の場合)するのは非常に大きい。
また、固有パック:リリスのテクニックでも、「月夜」のような回復カードもあるため、連続戦闘でもHPを回復しながら進みやすい。初級者向けと言えるだろう。
また、他の2人と比べて初期カードが1枚少ない点も見逃せない。カード枚数を圧縮したり、実績を狙いたい場合はこの1枚の差が響いてくるだろう。
固有パックは全体的に素直な性能を持つカードが多く、またアタック・呪文の種類が多いため、アタックを集める形になりやすい。
とはいえアニマルには「アルパカブラザーズ」「気前のいいウサギ」、建物にも「十字砲火」「ターボエンジン」のような強力なカードが揃っており、サブパックとの組み合わせ次第ではどんなコンセプトでも持っていけるだろう。
欠点としては、カード単体の出力は実はそれほど大きくない上、平均的な特徴のために初動の方針に迷いやすいところか。
組み合わせ方に最も自由度があるとも言えるので、色々な戦い方を試すのにうってつけだろう。
初心者から上級者まで、様々なデッキ構築がしやすいところが、リリスの魅力だ。筆者も一番のお気に入りである。
固有カードピックアップ
固有カードの中で、特に効果が強力と言えるカードをピックアップする。
筆者の偏見が混じることはご容赦いただきたい。
デッキ構築の参考になれば幸いである。
・気前の良いウサギ
ウサギ2(4)体の召喚と、「にんじん」を次のターンに1枚手札に加えるカード。
次のターンに「にんじん」が入ることで実質カードのドロー枚数が1枚増えるのと同じになる。これは単純にデッキの回転効率を上げる他、オーバーロードによるターンスキップを防ぐ効果もある。
※「オーバーストライク」(オーバーロード2)を使用すると、初期4枚ドローの場合は大抵次のターンがスキップされる。しかし「気前の良いウサギ」+「オーバーストライク」を使用した場合、次のターンは2枚ドロー+「にんじん」によりターンスキップを免れる。どれか1枚でも使用できるのは魅力的だ。
ウサギ2(4)体も、遠距離からの対アニマル・リーダー用火力としてはなかなかで侮れない。その上でレアリティがコモンのため、ピックする機会にはかなり恵まれるだろう。
もし序盤でデッキの構築方針に迷っていたら、とりあえずピックしても損はしないはずだ。
・メイクアップ
手札のランダムな3枚のカードを戦闘終了までアップグレードする。アップグレード後には「カードを1枚引く」効果が追加される。
ただ、実際には「ランダムな1枚のカードをアップグレードする」効果を3回繰り返す処理になっているため、無限アップグレード可能なカードがある場合にはそのカードが+2~3されることも覚えておこう。
アップグレードすれば基本的にカードは強力になるので、とりあえず引いたら使うだけでもデッキの能力が向上する。
特にアップグレード後はカードドロー効果が付き、デッキの回転効率がはっきりと上昇する。アップグレード無しの場合は他の手札が全てアップグレード済みになった時点で無駄カードとなってしまうため、休憩所では最優先でアップグレードしよう。
実績『アルパカを育てろ!』などの無限アップグレードカード+99を狙う場合、このカードの2枚以上の取得はほぼ必須。
この上にデッキ圧縮や『オーバードーズ』などの複数枚ドローカードと組み合わせることで、完全な1ターンキルデッキも構築可能になる。
※1ターンキルデッキ構築例。
『オーバードーズ』などのドローカードで全てのデッキカードを手札に引き入れ、『メイクアップ+』を使用する。山札0で『メイクアップ+』を2回使うと、捨て札の『メイクアップ+』を交互に引き直すようになる。
フィニッシャーは『高ぶる炎』がオススメ。レリックなどで魔力を確保できれば、サブパック:ファクトリエの『弾幕シューティング』でも良い。
またこのデッキスタイルならば、無限アップグレード+99の全実績取得も可能だ。
・オーバードーズ
カードを3(4)枚引き、代わりにHPを5失う。
カード追加4枚ドロー効果は全カードの中でも最強のドローソースである。HPを5失うものの、リリスは体力回復に優れるため、敵を無傷で倒せば実質的なデメリットはオーバーロード2だけである。
これ単体では確かに直接的にリーダーを倒すことには何の役にも立たない。だが、「1ターンでカードをたくさん出せる」というのは、それだけで非常に強力な効果である。
初期デッキにこれが混じるだけでも、第1ターンで強力なアドバンテージを得られる。デッキが出揃ってくれば更に強力なコンボが成立しやすくなるため、その効果は計り知れない。他にピックしたいカードがないなら、このカードを優先的に確保してみよう。驚くほど強力であることがわかるはずだ。
レアリティは高いがボス撃破時に見かけたり、オーバードーズを入手できる専用イベントもあるため、入手可能性が意外と高めなのもポイント。
・ターボエンジン
建物の稼働速度が+100%される建物を1~2台建てるカード。
『迫撃砲』や『十字砲火』の時間あたりの火力が1台でも2倍、2台で3倍になる。デッキをとにかく回してターボエンジンと建物を作るほど、その乗算は飛躍的に増加する。建物デッキの主力カード。
特にリリス専用カードの『十字砲火』『迫撃砲』との組み合わせは強力。
うまく回すことができればラスボスである「オメガ」や「キサラ」も放物線を描くレーザーのような砲撃で瞬殺できる。またサブパック:ズートロピカルにある『ヒツジ小屋』『ヒヨコ小屋』などの産出速度も加速するため、こちらと組み合わせると凄まじい量のヒツジ・ヒヨコで画面を埋め尽くすことも。
ただし建物は敵アニマルに対して非常に弱いので、並外れた建物出力ができた場合を除いて、アニマルに対する対抗手段を別途考えておこう。
・セクシービーム
敵リーダー全てに28ダメージを与え、敵アニマルを全て味方にするウルトラレアカード。アップグレードするとオーバーロード1が消滅する。
アニマルがたくさん出る敵に対する最強のメタカード。
『ハンティングパーティ』(イヌ)、『モンスターボックス』(カウンターランダム召喚)、ラスボスの『オメガ』(ゾウ)や『キサラ』(ライオン)のように、アニマルの数が著しいタイプの敵はボス・エリートクラスに非常に多い。対ボス・エリートでは非常に輝くカードだ。
似た効果のスーパーレア「チャーム」は範囲で戦闘中1回限り(廃棄)。こちらの効果は完全上位互換である。
欠点はそのレアリティ。通常戦闘はおろか、ボス戦闘後でも見かけることがほとんどない。
ステージ1ボスレリックの「究極の切り札」を入手すれば、任意選択で取ることもできるだろう(ただし他のURも凄まじい強さなので、これを選択するかどうかは好みが分かれる)。