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最高のサボりかた
学校をほぼ仮病で休んだ日、母と二人で食べる昼食が楽しかった。
お昼はいつも残り物で済ますという母も、私がいるからと少ししかない豪華な貰い物や、普段買わないちょっと贅沢なおかずを「これしかないから🎵お姉ちゃんたちには内緒ね」と言ってふたり分だけ出してくれた。
ずる休みをしたことへの後ろめたさがありつつも、甘やかされてる贅沢さと認められる安心感に心が充たされた。
こうして母は、たまに心の休ませ方を教えてくれた気がする。
今でもたまに実家へ帰ると顔色を見ただけで「彼とは仲良くやってる?あまり楽しそうじゃないね」「前来た時よりマシな顔してるね」と悩んでいること自体を言葉にせずとも表情を見ただけでわかってしまうし、気軽にそのことに触れてくる母の偉大さ。
正直掃除は適当だし、びっくりな創作料理が出てくることもあったし、天然ボケボケで頼れる感じではないと思ってたけど、心も体も最高にサボらせられるってすごい能力だ。